ATARU DVD-BOX ディレクターズカット
昨今の漫画原作にたよらない意欲的なドラマだと思います。新しい試み、新しい作品でした。今のテレビドラマの現場にて、このような作品が作られる事が稀だし。毎回、興味ぶかく拝見しました。仲居くんにとってもこの役を演じる事は、リスクもふまえていたと思いますが、非常に素晴らしい演技でした。もう一度、綺麗な映像でATARUの世界に浸りたいです。
ATARU Blu-ray BOX ディレクターズカット
中居さんへのインタビューで、こういうような感じのお話がありました。
【僕がサヴァン症候群であるアタルを演じたことで、その方々が良くない印象や偏見を持たれないようにしたい。そのためにはアタルの周囲のキャラクターを個性的にすることで、サヴァンを特別じゃなくあるひとつの個性として視聴者の方に感じてもらいたかった。】
ドラマを見始めた頃、アタル以外の人物が多少ごちゃついてるなぁと感じていたのですが、その理由が何だか分かったような気がして興味深かったです。
中居さんの想いが、きちんと反映されていたんですね。
私の子供の頃からテレビで大活躍を続けている中居さんですが、改めて彼を観ると、素敵な顔立ちやかわいい表情をされているのが沢山味わえます。
栗山千明さんや北村一輝さんの、幾分大げさチックなコメディ演技が、中居さん演じるアタルにある意味振り回されている様も楽しかったです。
なんらかの形でいつか続編も期待したい、毎週日曜夜に楽しみにしていた、そんな素敵なかわいいドラマでした。
TVアニメ「あさっての方向。」オリジナルサウンドトラック
光宗さんが自ら
総花的なあれやこれやの音楽ジャンルを網羅するのではなく、かなり絞り込まれたサウンドの幅の中で微妙なニュアンスを表現するということは、作曲家としてみればある意味難易度の高い仕事でした。
と、述べております。そういったハードルの高い仕事を楽しんで作られたのが今回のサントラです。劇中で使用されなかった楽曲も含まれており、あさっての方向。という作品のコンセプトアルバムとしても、十分聴き応えがあり、楽しめるアルバムに仕上がっています。