不機嫌な果実
っていつも思ってしまう時があります・・このドラマを初めて見たときは二十代前半でしたが、なぜかハマッてしまい再放送で撮ってからちょくちょく観ています!自分が麻也子の年齢に近づくに連れてドラマの味も出てくるというか・・怪しげな音楽も麻也子の心理にあっていてずっとサントラを探していたのでここで見つけたときは即買いでした!商品もちゃんと届き毎日聞いて音楽を楽しんでいます!(欲しかった音楽が入ってなくてちょっとがっかりでしたが・・)最近ドラマの中で麻也子が最終話で野村に言われていた台詞をある男性に言われてびっくりしました・・私も不機嫌に見えたり甘くておいしいところだけ食べて・・っとしているようです・・
どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101
5枚目の7曲目に「トランペット吹きの休日」とありますけど、
実際は「トランペット吹きの子守歌」という別の曲でした。
作曲者は同じアンダーソンですが・・・
一番のお気に入りの曲なので、
届いたCDのリストを見て載っていなかったのはショックでした。
全体的には知っている曲ばかりで、6枚組3000円という価格から見ても
お買い得だと思います。
不機嫌な果実
林さんは”計算高いのにおバカさん”なヒロインを描くのが実にうまい。こんだけ自分が可愛い人間がどうしていつも”損”をしているのだろう。”損”と言っても自分レベルで勝手にそう思い込んでいるだけで決して本物の”不幸”に見舞われているわけではないので、全くもって可哀相ではない。無用なプライドと”損をしている”という感覚をカナグリ捨ててしまえば一歩成長したいい女になれるんだけどね。でも、成長しちゃったら林ワールドのヒロインじゃなくなっちゃうしな~。きっと成長することのない”自称いい女”こそ林ワールドを担う重要なヒロインなのでしょう。(笑)
Again-Love Dramatics-
この作品はとっても良いと思います。
なんといっても、過去のドラマの主題歌を集めたもの。
なんとなく耳に残ってた歌詞を思い出させてくれ、
とってもいい気分になれます。そう言った意味でもいい作品です。
本当に、買う価値のあるCDだと思います。
不機嫌な果実 (文春文庫)
かなり前に石田ゆり子主演でドラマ化された。小説を読んでからドラマを見たが、小説の方がずっと面白かった。
林真理子の描く女性は、かなりの美女だけれど内面が外見に伴わない人が多い。麻也子もそんな女性の一人。我が儘で計算高く、「自分はいつも損をしている」と思っている。同じことを繰り返していく、精神的成長のない愚か者。この小説はまるでイッソップ童話のように皮肉と教訓に満ちていると思う。
林真理子は美人に偏見を持っているようにも思える。いくら外見が美しく男性の目を引き付けても、中身がなければ真の幸せを得ることはできないのよと、鼻で笑っているようでもある。
しかし、主人公に対して違和感を覚えさせながらも、読者を物語の中に引き込み一気に読ませてしまうストーリー展開はさすがだ。想像力もかなり豊かである。性描写などはまるで妄想の域に入っている。娯楽小説として、楽しめると思う。