PigooRadio Mousa vol.5
Mousa4のDVD第5巻なんですが、収録後半の秋葉原での公開収録の回。どうも観客のガヤが
鼻につくんですよね。
見ている本人がアイドルイベントを見慣れていないっていうのもあるかと思うのですが、
メンバー4人も軽く受け流している感じで、なんとかならんかなと思うところがありました。
イベント内での企画では、お部屋紹介とか、イメージ調査とかで盛り上がっていてそれ自体
は楽しめました。
収録冒頭回で、髭男爵がゲストでリアクションを鍛えるコーナーではなかやんが意外にリアクション
泥棒だったり、ロシアンルーレットでは個々の性格の違いで駆け引きを見せたりと、
なかなかおもしろかったです。
この番組ではメンバーがいろいろコスプレして登場したりしますが、今作では、サンタとトナカイ
の回があります。
公開収録の回で、たなみんの髪が急に長くなっていて、おそらくエクステかなんかでしょうが、
とても大人っぽく見えました。(パッケージ写真のがそうです。)
非選抜アイドル (小学館101新書)
秋元康のコメントがすべてを物語っています。このように自分の境遇に対する客観的な視点を持ち、それを的確に表現できる才能がある方がAKB48にいるとは驚きでした。稚拙な部分もないではないですが、ご本人の夢である声優へのステップとしてのAKB内の便利屋だけではなく、文筆業も本格的に取り組まれてはどうかと思います。コラムニスト、などというレベルでは終わらないモノの一端が垣間見えます。そのクールな視点を拡げて開花させてほしいと思います。
ご本人も認めているように、AKB48の中での存在感は残念ながら希薄ですが、AKB48自体を目的としない生き様は、すがすがしいものを感じます。
ご自分の生い立ち、今のポジション、普通ならば触れたくもない過去であり現在でもあったでしょうが、それをお涙ちょうだいにするでもなく、シニカルにするでもなく、淡々と語っていく様は、本人の歩まれた苦労を逆に浮き彫りにしています。想像を絶する苦労が、この少女には確実にあったのだと。
いくつかの誤植があり残念ですが、小学館は何をやっているんだか。