万博前夜の大阪市営地下道―御堂筋線の鋼製車たち (RM LIBRARY(56))
「RM LIBRARY」の性格上
内容は車両紹介がメインですが
大阪市営地下鉄の歴史はもちろん
戦前のモダン大阪をひも解く上でも
手元においておきたいです。
珍しい戦前の写真も多数掲載。
とくに、開業直後に撮影された
ドーム天井のホーム&初代御堂筋線の車両を
見開きいっぱいに掲載しているのは
本書を、おしゃれに味付けしています。
単なる”鉄オタ本”として
片付けるにはもったいない
戦前の都市文化を記録した有益な一冊です。
プラレール ライト付大阪市営地下鉄御堂筋線21系
大阪市営地下鉄のほぼ半数以上の路線で見ることができる新20系とよばれるデザインの車両ですが、リリースされているのが大阪市営地下鉄のドル箱路線で終日混雑が絶えない御堂筋線21系です。ラインカラーはレッドなのが同路線の特徴です。
さて本体は、マニア向けとも取れるような細かいつくりで、屋根上のクーラーの形状やステンレスのビードも手抜きなく再現されています。ただし、先頭の行き先表示はシール貼りで、ずっと遊んでいると取れてきてしまう心配がありますので、ここもできればタンポでの再現をお願いしたかったです。
もちろんライトつきで、電池交換はドライバーが必要です。
ただ走行に関しては、プラレールの地下鉄車両特有でとにかく遅いです。後ろに車両がくるとすぐに追いつかれてしまいます。
ですが、子供の玩具にしてはかなり凝った車両で走らせずともコレクションとして飾るのもいいと思います。
関西系の車両は少ないですので、御堂筋線をご利用の方のみならず、関西の私鉄好きには是非購入をオススメしたい商品です。
気に入ること、請け合いです。
速度が遅いのが難点ですので星4つといきたいところですが、モデルの完成度が高いので星5つとしました。
アーカイブシリーズ よみがえる総天然色の列車たち 第2章 3 西日本私鉄篇(前編) 奥井宗夫 8ミリフィルム作品集 [DVD]
阪急梅田〜十三3複線の電車たち、'70年代〜'80年代、旧型電車(701系、800系、900系、920系、711系、810系)や、新性能電車(1010系〜)など、阪神電車、能勢電、大阪市営地下鉄、神戸電鉄、山陽電鉄も沢山見ました。ぼくは小さい頃電車が好きだったね!(^v^)
昭和電車絵巻-吊掛讃歌 2―イラストで綴る、古き佳き時代を駆け抜けた電車たち (NEKO MOOK 1084)
「吊掛讃歌」と銘打っているものの、カルダン車の黎明期に登場した営団丸ノ内線300形等が詳しく掲載されている。これはRMM122号(丸ノ内線ボディキット付録)に著者の片野氏が番外編として載せたものの再録です。要は東京地下鉄・東京高速鉄道と帝都高速度交通営団の銀座線・丸ノ内線を載せたと言うことでしょう。ただ400形登場時になぜ台車をFS349Aにしたのか片野氏の意図が分からないし(RMM122号の間違いそのまま)、東京地下鉄道1000形が、密連でなく自連の姿で掲載して欲しかった。
また東急・阪神については私は詳しくないが、中途半端に終わっていないのか気になる所ではある。玉電は東急合併後で終わってはいるようだ。