ののちゃん (11) (創元ライブラリ)
2002年4月から9月新聞朝刊に連載されたものです。
毎日一話だから、春夏秋冬、読者は「ののちゃん」と同じ時を過ごしている
ことになります。
4月の新学期、夏休み、そして9月からの二学期へ。
2002年だからサッカーのワールド・カップの年なのですが、
「ののちゃん」には登場しません。
特別に開催された行事や事件などとは無縁です。
新聞の4コマ漫画の常道なのでしょうか。
長谷川町子氏の「サザエさん」、園山俊二氏の「ペエスケ」然り。
また、登場人物は歳をとりません。
(ペエスケは結婚したり、子供が生まれたりしたから少し違いますが)
日常のさりげない題材を基に書き続けるというのは、どんなに大変な事かと推測します。
この刊は夏場なので山田家に同居するゴキブリが何回も登場します。
ゴキブリも呆れる「ののちゃん一家」の様子が描かれています。
となりの801ちゃん [DVD]
まず55分という中味が長いのか短いのかビミョー。
まず一番素晴らしいのは「妄想シーン」の出来が実に良いこと。過去のありとあらゆる作品の中で実写としては一番良い出来だったのではないでしょうか。ただ演技がイマイチな俳優の演じるBLじゃ、学園モノのゲイDVDとの違いがあまりないのでは?とも思ったが、従来のBLがヘタに冗談色が強かったり、逆にBLを揶揄するような映像に終始していたことを考えると、今作の力が入っている「妄想シーン」は好感が持てた。★5つ。
もちろん、普通の男性は嫌がるはず、覚悟した方が良い。
逆に「う〜ん」と思ったのが、その一番良い「妄想シーン」が全編の中でやけに偏っていること。最初に溜まってる感じで、途中ダラダラと本編が続くのはどうにもいただけない。これがまた極端につまらない。いっそ「妄想シーン」の数珠繋ぎにしたほうが売れたんじゃないのか?これ。文字通り「山なしオチなし意味なし」なんだから、シチュエーションだけで「妄想」をショートに繋げた方が小気味が良かったように思う。ま、この題名じゃなくなっちゃうけど。
いっそ「801ちゃん専用DVD」とかにした方がよさそう。今後に期待。
本編が期待はずれということで、★マイナス1つ。
特典映像はもう地方ケーブルテレビの宣伝コーナーの出来。作者の地元の宣伝が盛りだくさん・・・っていらないっての。空港の無料放送でも見たくないような映像特典がバリバリ入ってます。お笑い研究会だの、地元の町内会だのカネ払ってこんなもん見たくはないです。これで★1つマイナス。
ののちゃん (全集1) (Ghibli comics special)
朝日新聞に掲載されている4コマまんがを纏めた本。
アニメの「ののちゃん」が好きだったので、このマンガを買ってみました♪
かなり分厚いので読み応え十分でしたっ!
内容も日常的要素が含まれていて十分面白かったです。
絵が淡々として味のある感じです。
キャラクターも独特でヨイまんがでしたっ♪
又アニメ版やって欲しいですっ
ののちゃん (全集5)
私は掲載誌の読者ではないので、ののちゃんを読むのは、この全集のときぐらいです。
なので、久方ぶりの全集ですが、分量もたっぷりで相変わらずのほのぼの家族の姿をちょっぴりの毒とたくさんの笑いと共に楽しむことが出来ました。
コストパフォーマンスもなかなか良いと思うので、お勧めです。
ののちゃん 6―いしいひさいち全集 (GHIBLI COMICS SPECIAL)
早いもので全集も6巻目になりました。
この巻では、2006年6月1日〜2008年3月31日までの作品が掲載されています。
ヒロオカ先生やもったいないオバケの出番が少なくなったようで残念ですが、今回も楽しくほのぼのとした笑いで楽しいひと時を過ごすことが出来ました。