オキドキ(DVD付C)
歌詞のストーリー性がやや希薄な感じもしますが「全力でパフォーマンス」という特徴を全面的に出し、マーチングドラムで脚色した「SKE48版応援チアリーディングソング」とでも言えそうな楽曲になっています
MV撮影当日は時間が無い中、振り付けが全変更になったらしいですが、ダンスの完成度は高く、メンバーの集中力の凄さが伺えました
まるでブロードウェイ・ミュージカルの古典「ウエストサイド・ストーリー」の1シーンのようなMVに仕上がっています
スタッズ、タータンチェック、マーチンタイプのブーツなど70年代のロンドンパンクをモチーフにしているとおぼしき今回の衣装は、キャラに合わせて全員違う仕様で、個人的には見所のひとつでした
ただ・・・スーパースローでアップという演出は、見所であるはずのダンスバトルの臨場感が水泡に帰したとまではいいませんが、やや伝わり辛かったですかね
ここのレーベルはやたらスーパースロー使いますけど「少し演出が古臭いかな」と感じました。SKEに罪は無いですけど
DVDにはABCともに「ガチ!おやすみ」と題されたファン垂涎のメンバーの自宅映像が特典として入っているほか、Cにはジャンケン大会、選抜発表ドキュメントとかなりの長尺な内容になっていて楽しめました
今の彼女たちはローカルと全国の間で揺れているらしく、インタビューなどでも躊躇逡巡が垣間見えます。そんな彼女達自身にも発破を掛ける意味でこの楽曲なのかな、と受け取っています
悪魔っ娘は意地っ張り~アンタなんかアタシのアソコですぐに虜にしてやるんだから! ~
いや〜短い短い。激安の値段に惹かれ暇つぶしがてらに購入して見ましたが、
ストーリーが分かるように要領良くスキップしながらプレイしていたら、ものの20分で
終わってしまいました。
Hできるキャラはつんでれ悪魔一人。もちろんクリア後の追加要素もなし!!
しかしまったく後悔がないのは別に長ったるいストーリーを期待してた訳ではなく
ただ単純につんでれキャラを堪能したかっただけなんで、何度か抜いて元は十分取れました。
みなさんも簡単なノリでいかがでしょうか??
シングルV「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!/彼と一緒にお店がしたい」 [DVD]
現編成でのラストPVである本作の撮影が終了した後、現モーニング娘。のメンバー数から成る9本のろうそくが飾られた記念ケーキが高橋愛に贈られ、「みんなで消そう」と言う高橋愛の言葉で、メンバー全員でケーキのろうそくを吹き消すシーンが印象的だ。高橋愛がリーダーとなり、これまで築き上げてきたモーニング娘。ならではの心温まる、愛に満ち溢れた場面である。今から10年前の2001年、モーニング娘。の一員になる事を夢見て故郷・福井県から上京した少女は、今や音楽面のみならず、エンターテイメントに携わるプロフェッショナルとしてアイドルという狭義的な枠には収まり切らない実力者となり、モーニング娘。としてのPV最終作を撮り終えた。
本作は、47枚目のシングルとして発表された「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」と、当初は両A面だったが発売時にカップリング扱いとなった「彼と一緒にお店がしたい!」の2曲のPVとメイキング映像を収録したシングルVだ。パジャマを着てベッドで眠るメンバーのショットから、扉を開けスケールの大きな宇宙へと導かれる「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」のPVは、宇宙を背景に金色の衣装を着て歌うカット及び、ダンス・シーンを中心に進行する。現在、足の治療中である光井愛佳は全員で歌うシーンがアップで映る個所には登場するが、ダンス・シーンには参加していないようだ。曲のエンディングで宇宙側から再び扉を開けると、1曲目と連動する形で次の「彼と一緒にお店がしたい!」のPVに繋がって行く。こちらはメンバー各人が、それぞれの役に応じた衣装を着てポップでカラフルに進行して行く作風になっている。高橋愛を主軸とする1曲目に対し、こちらは高橋愛は一歩引き、6期メンバーをはじめ、これからのモーニング娘。を担うメンバーを中心に構成されている点が時代の移り変わりを示唆するようで興味深い。
最近のインタビューで語られた「私が辞める事で、モーニング娘。は進化する」という高橋愛の言葉に、衝撃を受けた方も居られるかも知れない。青春の全てをモーニング娘。として過ごし、楽曲やステージ等々、全てに全身全霊を込め作品を作り上げ、またリーダーとしてモーニング娘。のいち時代を築いた高橋愛は、最後に自ら身を引いてモーニング娘。を次のステップへと進めようとしている。未来に向けて新たな一歩を踏み出そうとしている高橋愛とモーニング娘。であるが、これまでの感謝と次への挑戦の間には少しばかりの寂しさが残るのも事実である。だが、高橋愛が携わり残してきた作品の数々は、これからもモーニング娘。の歴史として語り継がれて行くはずである。同じ時代を生きた証として・・・。