余呉の雨
躓いた時悩んだ時、この歌を聞いています。
心のおくの、乾いてしまった遠いところに
雨が降る・・・。この歌にはそんな力を感じます。
余呉駅から望む羽衣伝説の地、余呉湖。
山に囲まれた美しい鏡湖が、今でも目に浮かぶよう・・・。
これは島津悦子の名曲です!!
有斐閣 法律用語辞典
定義を確認したり、記憶を喚起するのに極めて有効です。
学術書や予備校の参考書で学ばれた方も勉強時にこの一冊を利用すれば定義を見直す際に時間を浪費することはありません。
値段は高めですが、その内容を見れば納得できるはずです。
読書には国語辞典、法律学習には法律用語辞典!
まさに切っても切れない関係ではないでしょうか。
電池が切れるまで―子ども病院からのメッセージ
「(前略)
けどこの病気が気づかせてくれた
僕に夢もくれた
絶対僕には
病気が必要だった
ありがとう」(本文より)
……もしかするとたいていの人は、こんな風に悟ったりすることのないまま、何の問題もなく生きて行くのだろうし、オレもまた、(目の前に問題は山積みとはいえ)そんな感じで、このまま生き恥をさらして行くのかもしれないが。
ここに収められた版画やことばを形にした子どもたちは、その小さな身に降りかかった試練の中で、それぞれに『何か』をつかんだようだ。そういった意味からいくと、病気に対してどうであったか、ということの前に、一人ひとりがもうすでに“勝利者”なのだと、オレは思う。
後半にある、成長した子どもたちや、子どもたちの父母の皆さんなどによる付記を読むと、この子たちの中には、残念ながらもういない子も、いまだ闘病中という子もいるのだ……、という現実が、胸に迫ってくる。特に、大人顔負けのおしゃまな(旧い言葉で恐縮…)ことばを綴った4才の女の子が、その後一年で亡くなってしまったと、彼女のお母さんの付記で知った時は、本当に悲しかった。しかし一方で、「もう会えない彼らの分も、一生懸命に生きよう」、また「ここでしてもらったように、自分にもできるなら…」と、医療の現場、あるいは教師の道を志し(冒頭に掲げた詩を書いた彼の「夢」とは、まさにこれなのだ!)、中にはその夢を現実のものとした人たちも(ここで看護師として働いている人も)いる、という事実が、こんなオレにも何かを教えてくれているかのようである。
現実、あるいはネット上の殺伐とした出来事にこころが疲れた時、ぜひ手にとってみてほしい一冊だ。