ガチバン [DVD]
見所ゎ窪塚俊介の演技です。ものすごい上手いです。
性に悩む思春期のモジモジ感だとかイライラ感が良く出ていたと思う☆
っていうか結構壊れていた部分もあって面白かった(笑)本人も開き直って演技してたのかな・・・?
乱闘や喧嘩のシーンも迫力がありました。それだけじゃなく、「青春コメディ」っていう言葉が当てはまるくらい他の要素も面白い!
L change the WorLd complete set[DVD3枚組]
はっきり言ってこの作品に相応しくない監督がやってるので駄作になってもしょうがないって感じです。
中田秀夫監督は基本ホラー作品が多いのでこのような作品にはあまり合わないと思いました。
特に、ウイルス感染のシーンは異常なほどグロテスクでやりすぎだと感じました。
配役も少々問題ありかと自分は思います。
特に、駿河秀明役の南原清隆(ウッチャンナンチャン)は明らかにミスキャストです。
無駄に笑いを入れようとしているのが見え見えで正直萎えました。
本当なら星1つなのですが、やっぱり松山ケンイチさんのLが頑張っていたので2つ追加で星3つです。
できることなら・・・もう一度、金子修介監督で配役も厳選して撮り直して欲しいです。
失踪日記
つまらぬ家賃滞納でホームレスとなった松井計さんの『ホームレス作家』も吹っ切れたというか、それまでの自分の殻を破った作品だったが、吾妻ひでおさんの『失踪日記』もそんな作品。
後書きを読むと、本当に悲惨なところ、シャレにならない部分は描いてないというが、それでもホームレス時代は十分悲惨だし、精神病院のアル中病棟も相当気が滅入る。しかし、そこで救いがあるのは、誰ともしゃべらない日々が続いて自分の分身と話すようになってしまったホームレス時代の状態から脱し(p.75)、配管工時代には性格がイヤな奴にしても話し相手はいるし、一緒に社内の昇格試験wを受ける元税理士で共産主義者の植下さんなど名脇役がどんどん出てくるようになること。また、アル中"仲間"のナベさん、スキンヘッドのK竹さんを従えて病棟を仕切るシスター(!)のT木さん、面倒見のいいサラサラヘアーのM田さんなどキャラ立ちしている人たちが本当に多くなる。
ほとんど編集者ぐらいしか"他者"が出てこない売れっ子作家時代と比べると、なんと人生を切り結ぶ人たちが多くなることか。結局、こうした人たちとの出会いによって、吾妻さんはまた漫画家として立ち直り、こうした傑作を生んだのだと思う。
ななこSOS DVD-BOX
~天然ボケ美少女は可愛いということを徹底的に追及したお話。
のんびりでマイペースな、ななこちゃんは超能力少女。空も飛べるし、力も強い。さらに巨大化だってしてしまう。それでも可愛さを失わないななこの魅力。原作のマンガの持つシュールな側面を少し和らいで万に向けに・・・なっていないところが、また魅力だったりするから面白い。ベストセレク~~ションとか中途半端ではなく、全てが見れるのがなんといっても嬉しいですね。~
21世紀のための吾妻ひでお Azuma Hideo Best Selection
山本直樹・監修の吾妻ひでおベストセレクション集です。
吾妻ひでおの熱心なファンである山本直樹だけあって、そのセレクトに抜かりはなく、
「吾妻ひでおBEST」としては完璧な布陣と言えるでしょう。
美少女や変な生き物の登場、それらがひとり歩きする状態など、
吾妻ひでおのポイントを作品ごとにきちんと押さえており、その見せる順番、並びもさすがです。
個人的には「どろろん忍者」が収録されていたのがとても嬉しい。
これはファンの間でも、復刻してほしい作品ナンバーワンだったと思っています。
何よりも、巻末掲載の作品解説が最高です!
山本直樹によるディープで綿密な「吾妻ひでお分析」がとにかく素晴らしい。
吾妻作品に寄り添いながら、吾妻ひでおの偉業をきちんと評価しています。
吾妻ひでおの作品世界を再認識できました。
河出書房では文藝別冊で吾妻ひでお特集号も出版しており、そちらも非常に良い内容でした。
河出書房新社様、素晴らしい企画をありがとうございます。