警視の休暇 (講談社文庫)
イギリスの雰囲気を楽しむ小説として良作だと思います。
私は、ホームズに始まり海外のミステリーは、トリックとか謎とかの部分より、そういう雰囲気的なところとキャラクターを期待して読むことも多いので、そういう意味でもとても好きな作品です。
シリーズを通して、ロンドンとそのほかイギリスのさまざまな地域を小説で読んで回ることができます。
アメリカ人が書いているのかな?イギリスにいない人のほうが逆に憧れがあって、日本人には向いているかもしれません。
しかし、イギリスを舞台にした小説は、それだけで読めるものになってしまう気がして、ずるいなぁとは思いますね^^
私自身そういうのにはまっていることが多いし・・・。
また、主人公のキンケイドとヒロイン?のジェマという二人の警察官の恋愛物にもなっていますので、たとえば検視官シリーズなどを見てキャリアな女性の恋愛物を楽しまれた方は、よりクリーンな感じで見て楽しめるのではないかと思います。
・・・あちらは人が死にすぎです(笑)
震えがくるほど・・・ということはありませんが、時間のあるときにゆったり読む本としておすすめです^^
明智警視の優雅なる事件簿 (講談社コミックスデラックス (1303))
「雪夜叉伝説殺人事件」で初登場した明智警視、その時たびたび言っていた「ロスでは…」の真実が明かされます。明智警視らしく美女のパートナーと優雅かつ華麗に事件を解決します。その中で本編で登場したある人物と明智警視の関わりが描かれていたり、かなり充実した一冊だと思います。
明智少年の華麗なる事件簿 (講談社コミックスデラックス (1280))
ファン待望の一冊!!嫌みなほどの天才ぶりを高校生の明智少年が見せてくれます。以前の単行本に掲載された2つの話と単行本初収録の1つを含んだ3話のなかで、底の知れない明智少年の才能を堪能できます。