PowerQuest DriveCopy 3.0 日本語版 ノートPC用バリューパック
ハードディスクは大容量のほうが高速なので買い増ししたらメインにしたいもの。データディスクでは宝の持ち腐れ。そもそもHDDには寿命がありますし。バックアップ・再インストール・リカバリが考えられますがちょいと敷居が高く時間もかかりミスもありえます。
ウィザードに従う要領で、今使っているままの状態で移行できるので重宝します。パーティションサイズを拡大させつつの移行も大丈夫でした。つなぎかえ以外には、実質的にデータを1度コピーしている時間だけでですむので移行を早く達成できます。
The Prize: The Epic Quest for Oil, Money & Power
フルサイズペーパーバックで900ページ超と、ちょっと持ち歩くのにも難儀する大部な本ですが、もちろん内容も充実・浩瀚。初出は’91年ですので、ペンシルベイニアからはじまるオイルビジネス勃興からガルフクライシスまで。
著者のダニエル・ヤーギンは、現在Cambridge Energy Research Associatesなる全米トップのエネジーコンサルのチェアマンになっていて、本書でピューリツァーをとりました。
ロックフェラーからヤマニまで時代時代のキーパースンが生き生きと活写されテンポよく物語が進んでいくので読み出すとひきこまれる。戦略商品からふつうの市場商品に変わっていく過程で、オイルとその派生権力に魅せられた男たちのスケールのでかいドラマ。
パールハーバーに至る日本の思惑の部分は史実に照らしてちょっと首をかしげる部分でしたがまあこれは些細なこと。索引・参考文献もきちんと整理されているのでエンタテインメントとしてはもちろんオイルビジネスに関わる方、この世界のクロノロジーをきちんと調べたい向きにも使えます。
邦訳もあるようですが、out of printのようです。
Blood Alliance
イギリスのメロディックスピードメタルバンド、パワークエストの5thアルバムにして最高傑作。
前作リリース後、キーボードのスティーブ・ウィリアムズ以外のメンバーは全員脱退し、バンド存続の危機になったものの、実力派ボーカル、チティ・ソマパラの加入もあり見事に復活!
このアルバム全体を聴いてみて一言で言えば「パワフル&メロディアス&スピーディー」
悶絶級のインスト1
お決まりの疾走曲2、3、5、11
パワフルな4
キャッチャーな7
従来のパワークエストに足りなかったPowerがこのアルバムにみなぎっていると思う
若手ツインギタリスト2人のプレイも中々
PowerQuest PartitionMagic 8.0 日本語版
この大容量ドライブが常識的な昨今、いくつかのパーティションに区切って使っている人がほとんどなのでは? しかし、使っていると、なぜか当初の予定と違って、特定のドライブの容量が不足して困ったりする。パーティションサイズの変更は実に面倒(普通はバックアップを取って、既存のパーティションを削除してから、目的のサイズのパーティションを作る)だが、このパーティションマジックを使うと、ズバリ、データはそのままにパーティションサイズの変更ができてしまう。マジ便利です。
The Quest: Energy, Security, and the Remaking of the Modern World
原発事故を受け、エネルギー問題への世論の関心は再燃している。その重要性につき、本書は以下の三つの疑問に取り組む;
・将来にわたりエネルギーは足りるか
・エネルギーの安全保障はいかに可能か
・気候変動などの環境問題が新エネルギーにもたらす影響は何か、そしてエネルギーの発達が環境にどう影響するか
一部は湾岸戦争以来に生じた、石油を巡る世界の複雑さを詳述する。石油へのアクセス、支配、地政学、それらはみな決定的影響となる。中国がこの中心となるだろう。それは、世界の工場としてだけではなく、国内の都市建設に必要なエネルギーが増加するからだ。
二部はエネルギーの安全保障について。石油は不足するか、そうでないとしたらどこから来るかといった疑問に答える。天然ガスが新しい供給源になり、液化天然ガスは市場のあり方を変えている。またシェールガスはアメリカのみならず他の地域もをエネルギー消費国から供給国に変えていっている。
三部は電力の時代について。途上国はまだ電力が不足している。パソコンやDVDプレーヤーといった新しい形の商品への需要は、電力需要のあり方も変えていくだろう。
四部は気候変動について。この研究は1770年代のアルプスに端を発する。かつては寒冷化、いまは温暖化が恐れられている。でも各国の重要人物がこの問題に目を向けるようになったのは21世紀からだ。
五部は再生可能資源の歴史について。その産業の勃興、政治駆け引き、失敗や再生が論じられる。商業的な大規模利用が可能かどうかが焦点。
六部は交通と自動車について。100年前は内燃機関が誕生したけど、いまは電力自動車が使われるようになってきた。電力だけでなく生態燃料も利用可能となったが、はたして石油にとってかわるだろうか。
エネルギー問題に興味のある人はどうぞ。