愛は天才じゃない―母が語る福原家の子育てって?
本書のタイトル通り、愛ちゃんは天才ではないことがわかりました。10歳年上のお兄さんが大好きで、お兄さんにすることを真似したくて頑張っていった結果が今につながっているように思います。著者が言っているように特別なことは何もしていません。しかし、今は特別でない、当たり前のことさえできていない親があまりにも多いのではないでしょうか?本書の内容は当たり前のことしか書いてありませんし、目新しいものはありません。愛ちゃんの懐かしい写真が豊富に使っているのが目に付くだけです。しかしながら、重ねて書きますが、当たり前のことをきちんとできている親が、当たり前のように子供をきちんと育てるならば、みんなが愛ちゃんのように、才能を開花させることが出来るのではないでしょうか?当たり前のことを継続し、力にしているお母さんと愛ちゃんは素晴らしいです。
ソング・オブ・タケミツ
武満徹が愛らしい歌を残していったことは、声楽好きや合唱好きの人以外にはあまり知られていないと思います。
ノヴェンバー・ステップスに代表されるように「世界の武満徹」のイメージとは全く違う音楽がここにあります。
フォーク・ソングの草分けのような存在だった俳優・荒木一郎の作詞「めぐり逢い」の親しみやすさは別格でしょう。格調高い谷川俊太郎作詞の「三月の歌」「うたうだけ」は日本語の美しさを十分にいかしたシャンソンの雰囲気を醸し出す歌曲です。五木寛之作詞の「燃える秋」もどこか歌謡曲の雰囲気を残す愛すべき作品でした。
詩人としての武満徹の才能の豊かさは一連の作品を聴くとはっきりと伝わってきます。
「小さな空」は、遠い日の子供の頃に見た情景を思い浮かべながら、慈しむように大切に作られた小品です。ロマンチストである武満の性格が歌詞の随所にうかがえ、流れるようなメロディ、懐かしく少し淋しげな旋律を持っています。子供の頃に真っ暗になるまで遊んだあの日の情景が目に浮かぶような曲でした。
「翼」「島へ」などの珠玉の小品群を聴いていますと「ノヴェンバー・ステップス」のような時代を切り開いた現代音楽とは違い、肩の力を抜いて聴くことが出来ます。音楽の道に入る切っ掛けとなったのがシャンソンだったという話を聞くと「さもありなん」と頷けます。
ソプラノの福原久美は、スタジオ・ミュージックワークス代表として後進の指導・育成に情熱を注いでこられ、ミュージカルの音楽監督もしている方です。日本語の発声が美しく、明確にリスナーに届きます。鼻濁音の区別も子音の明瞭さも聴き取れ、豊かな経験に裏打ちされた歌唱でした。高音の伸びや透明感がますともっと良い演奏になったのに、と思いましたが。
バタフライ(Butterfly) 福原愛FL 32301
卓球部でこのラケットを使っています^_^;
すごい使いやすいです(^u^)♪
手入れもしやすいし、打ちやすいし(^^♪
初心者、上級者ともにお薦めです(*^_^*)