じゃじゃ馬馴らし [DVD]
初期のハリウットスター夫婦、夢の共演作品として話題を呼びました、主演は女優メアリー ピックフォード(ポーリンの冒険)、俳優のダグラス フェアバンクス(最初のアクションスターで多くの主演作で正義のヒーローを演じました)、1960年代にあの類まれなる美貌の持ち主であった女優エリザベス テイラーと彼女の5番目の夫でもあった演技派俳優リチャード バートン夫婦が前作(ウァージニアウルフなんか怖くない)の大成功の後にこの作品をリメイクし、共演をし話題を呼びました、じゃじゃ馬とはこの場合、女性の事、富豪の娘ながら気性が荒く、貰い手のない彼女を持参金目当てに嫁にする男の物語り、痛快ギャグ要素満載の人間ドラマです、2人の息子(ダグラス フェアバンクス ジュニア)も父同様、アクション俳優でした、40歳で引退。
じゃじゃ馬ならし・空騒ぎ (新潮文庫)
手に負えないじゃじゃ馬娘のカタリーナをペトルーキオーが可愛い女房に変身させる「じゃじゃ馬ならし」と、
クローディオーとヒーロー、ベネディックとベアトリスの2組の恋模様がドン・ジョンの奸計から大騒動になる「空騒ぎ」の2編を収録。
私は「じゃじゃ馬ならし」の方が面白かった。
中盤までのカタリーナのじゃじゃ馬っぷりが徹底しているため、最後カタリーナの見事な変身ぶりの落差にやられた感を感じ大満足。
ジャジャ馬ならし (ビーボーイコミックスDX)
ギャグも面白いし、そしてとっても胸がきゅんきゅんします。
主役の三人の関係が凄く美味しい。
こんな三角関係は見たことが無いです。和むそしてときめく。
門地さんの本はこれが二作目の購入ですが、もう全部買っちゃおう!という意気込みにさせた本。
繪本 シェイクスピア劇場
シェイクスピアを知っている人も 知らない人も楽しめる絵本です。10の史劇、11の悲劇、16の喜劇の37作品が全て収められています。 著者はシェイクスピアのスペシャリストであり、著者の意見を交えながらの物語のあらましがとてもシンプルに書かれています。劇の一場面を描いた安野先生の画も素晴らしいです。各劇の登場人物、そして名台詞が英語及び日本語で記されています。巻末には 英国王家の系図とシェイクスピアの年譜の付記があります。劇を鑑賞する前、または作品を熟読する前のガイドブックとしても役立つこと間違いありません。
じゃじゃ馬ならし シェイクスピア全集 〔7〕 白水Uブックス
居酒屋で泥酔して熟睡している鋳掛屋クリストファー・スライ。
そこへ領主が家来を連れて現れて彼をからかうことを思いつく。
スライが目覚めれば、音楽が鳴り、甘い香水の匂いに包まれ、
領主とその家来達が「お殿様」と恭しくかしずき、美しい奥方に
女装した小姓が「わが殿」と甘くささやく。
家来が語る「十五年間の眠りから覚めた殿様」というフィクションに
幻惑されたスライは、領主おかかえの役者達が演ずる愉快な喜劇を
観覧することになります。それが『じゃじゃ馬ならし』なのです。
この喜劇はスライが、ペトルーチオのキャタリーナ教育を見る、
という二重構造なのですが、スライが第一幕第一場で再登場した後、
最後まで出てこないこともあってか、彼のエピソードは上演では
カットされてしまうことが多いのです。
「自分は本来殿様で、美しい妻・従順な家来たちがいる男だ」
というフィクションに惑わされる、というエピソードは、
「妻は夫に従うべき」という劇中劇『じゃじゃ馬ならし』の
ちょっと危険なテーマとのバランスを保っているような気もします。