子どもの頃は学校での成績は悪くなかった、有名大学を出ている人もいる・・・ しかし現在は、ニート、ひきこもり、劣等感が強く自尊心が低く 慢性的な不安感や心配性があったり、 仕事が長続きしなく転職を繰り返したり、ホームレスになったり、 生活保護受給者だったり、多重債務者だったり、 計画性がなく衝動を抑えられなかったり、機嫌を損ねやすく怒りを爆発させたり、 激しい性的行動等への依存症があるなどの理由から、普通の生活を送るのが難しい人たち。
ここ最近の「軽度発達障害」の事情だけでなく、パーソナリティー障害や 現在は日本の5大成人病のひとつとなったうつ病などの精神疾患との関連にも 軽く触れている内容です。 「ADHDジャイアン型・のびた型・混合型」、「ワーキングメモリ」、 女性の「PMDD(月経前不快 気分障害)」と犯罪率の関係等、 テレビでも時々耳にするようになった、脳・精神・心理関連の単語が並べられているので、 メンタル系の社会的常識をおおまかに把握したい方には、オススメです。
いずれにしても、親や教育機関・医療機関では、子どものうちに欠陥と同時に特技も発見して、 大人になったら自立して一人で生きていけるように子育てしないといけないのだと思いました。
日本語学校の先生が、そこに通う外国人の生徒さん達とのエピソードを面白おかしく
描いたコミックエッセイです。
その生徒達の個性たるや如何なるものかという答えが、この表紙の一枚に凝縮されて
います。本作を読了してから改めて表紙を見返すと、自然と笑みが…。
生徒である外国人が、笑わせてやろうと狙って言っている発言ではないからこそ、
そのズレっぷりに笑え、またそれ故に何とか正しく日本語を伝えようと悪戦苦闘する
センセイという図式。
ありがちなようですが、著者のネタ選びのセンスと作品のテンポの良さで気がつくと
含み笑いが爆笑へと。上手いんだよなぁ落とし方が。
このコンビでの次回作があるなら、また買いたいと思わせる一冊ですね。
内容的には面白く読めました。日本人の英会話に対する、著者の意見や姿勢にも好感が持てます。ただ、私のような全くのブロークンイングリッシュ(これもまたヘンな英語だと思いますが)使いにとって、失敗の繰り返しが成長の素ならば、「今の言葉はおかしくありませんか?」とか「間違っているところを教えて下さい」とか、日常使える英会話の訂正依頼、教授希望の慣用句を載せてほしかったですね。 それさえあれば、失敗も何のその、どんどん話しかけられると思いました。著者の既刊本には載っているのかもしれませんが、そうでない場合、「ヘンな英語ー質問編」があれば便利かもです。一応意見として。
草なぎ君は超カッコイイです!優しくて、生徒に近い先生で、あんな先生いたらいいなあと思わせてくれます。 見応え充分の学園物ですよ! 篠原さんに付き纏われている剛君が新鮮です!
BOXないかなと待っていたので買います♪
取ってつけたようなレビューのタイトルになりましたが本当にそう感じました。史実の一つ一つは昔習った歴史の話ですがそれが自分の中でつながっていくことによってその理由や意味が初めて理解できました。「そーか、そういうことだったのか。」って。
最近読んだものの中に人間にとって印象に残るのは物語であってデータではないというものがあって、データである個々の史実が自分の頭の中で繋がって物語となったことを実感できました。セイゴオ先生に感謝。
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