NEWとOLDがあるが、買う人はOLD目的の人がほとんどでしょう。OLDは効果音以外は移植度は良い。FC版のものも持っていればあえて購入する必要はまずないでしょう。 NEWもそこそこ楽しめるしパズル要素があってそれなりに楽しめる。先に発売されたバブルボブルのNEWはOLDもNEWも変化がなかったが、今回はちゃんと作り直していて良かった。 生産数はあまり多くないと思うので、中古を探した方が早いでしょう。
何とも言い難く印象に残るあのド派手なメロディこそは、フランスを代表するスター、ジャン・ギャバン氏とアラン・ドロン氏を邀えるに相応しく、大変スリリングな映画でした。監督はアンリ・ベルヌイユ。5年の刑期を終えたばかりの老賊ギャバン。しかし性懲りもなく昔の相棒たちと共に南フランスの高級カジノ・ホテルにある現金強奪計画を進めていくのだが・・・。フランス映画一流のどんでん返しに感銘すべきか、懲りない男たちのその後の行方さえ気に掛けてしまうのは拙者だけか、と寂しい孤独感にも襲われますが、やはり、モノクロ映画特有の暗黒イメージと、最後まで迫力のあるテーマ曲はある種、印象芸術の極みですね。
やはり、「潜入」「敵から逃げる」などのジャンルがいい! 例えば「メタルギアソリット」「GTA」「ウィジランテ8」など、 アクションが好き。 このゲームを見つけたとき、「わ~いいの見つけた」という感じだった。
TAITOの名作「エレベーターアクション」の現代版とも言えるアクションシューティング。
今作は2人同時プレイが可能です。 足の速いカート、射撃の速いイーディ、体力のあるジャドと、個性派揃いのキャラから1人を選び、建物内のデータを回収しながら脱出エリアへと移動していきます。 移動もダッシュが可能、ジャドはダッシュ時に接触すると対象にダメージを与えられます。 各キャラ性能の異なるサブウェポンを持っており、活用が攻略のカギでもあり、ハイスコアへのカギでもあります。
スクロール方向は縦だけでなく横にも伸び、ゲーム性も大きく変化。 エレベーターアクションらしさは損なっておらず、段差に落ちると1ミス、エレベーターに潰されると1ミス、というのはそのままです。 ダメージ制になったことで、初心者にも遊びやすくなっています。
サターン移植版は、ボタン設定で同時押し(サブウェポンボタン)を設定出来るため非常に快適。 PS2のタイトーメモリーズ版と比べても、操作はかなりしやすくなっています。 ゲームを一度クリアすると、初代「エレベーターアクション」もプレイ可能、懐かしさに浸れること間違いなし。
ローディングは気になるほど長くはなく快適、ロード中はプレイヤーキャラクターのウェイトアクションが表示されます。
ゲームとしてはとにかく地味で、派手なエフェクト等は一切ありません。 敵を倒すと血が出たり、炎上物で倒すと悲鳴を上げながら燃えたりします(一応出血はオプションで設定変更可)。 スコアアタックが熱いゲームではありますが、表示スコアの限界が低いために稼ぎのコツが判るとすぐカンストしてしまいます。
今更サターン版を買う意義があるかどうか、PS2のタイトーメモリーズと比較して「快適さ」を選ぶなら、間違いなくサターン版をオススメします。
タイトーシリーズも三枚目。よく続きますがタイトーが送り出した恐るべきタイトル数からすれば微々たるものです。
今回は「オールターゲットクラスタ」という括りで、コミカルなキャラクターのゲームに絞った選曲になっています。初音源化は「もう一つの『バブルボブルIII』」である「バブルメモリーズ」。それ以外のタイトルに関しては一通り過去に音源化されています(GMO「タイトー・ゲーム・ミュージック」、サイトロン「タイトーDJステーション G.S.M.タイトー5」、2000シリーズ「バブルシンフォニー」、1500シリーズ「プリルラ」)。
80年代に発売されたタイトルに関しては「LEGEND OF GAME MUSIC」ボックスで「バブルボブル」がようやく全曲収録されましたが、数多く収めるアルバムの仕様上1ループのみの収録であり、その辺りはいつも通りこのアルバムで溜飲を下げられる方も多いと思います。そしておなじみ「実機音収録」であるため、リバーブなどの処理が過剰にはされていない生発音に近い音が聴けるのも大きな魅力です。
実機からの収録で何しろ嬉しいのは「奇々怪界」です。ご存知のように小倉久佳氏による「影の伝説」に続く和風FM音源ゲームミュージックの傑作ですが、再発もされたGMO盤では様々なところに不満がありました。一つには過剰な処理、また一つには尺の関係と思われる収録内容選択および改変です。前者は説明するまでもありませんが、後者は少々微妙な部分があり、僕は当時から釈然としないものを感じていました。
しかし、今回はかつてオミットされたクレジット音が収録されています。FM音源で表現された金属音は数々あれど、この独特のひずみ感と重さを持った音はなかなか聴けるものではありません。
そして何より今回の収録では、メインテーマのイントロとメインフレーズの鳴り始めの間に2拍弱の無音時間があることを特筆すべきでしょう。この「間」が「奇々怪界」というゲームへの入り口であり、メインフレーズをより印象づける効果を持っていたのに、GMO盤ではそこが短く詰められてしまっていました。ゲーム発売から25年を経て、ついに本来のかたちで収録されたことを喜ばずにはいられません。前作「アクションクラスタ」の「影伝」とあわせて聴き比べるべきでしょう。
選曲で面白いのは「バブルボブル」のメインストリームにあたる系譜が(「レインボーアイランド」はないものの)3作まとめて聴けるというところです。オリジナルは君島正氏、「シンフォニー」「メモリーズ」は山田靖子氏の手になる音楽ですが、山田氏は三辻富貴夫氏デザインの「真の『バブルボブルIII』」であるところの「パラソルスターズ」の作曲者でもあり、「パズルボブル」の共作者でもあります。アルバム化されているものでは「ドンドコドン」の作曲者としても知られる方です。
プリミティブで実に強い印象を与えるオリジナル「バブルボブル」のメインテーマは、何度も変奏されて繰り返し後継作に現れます。そのアレンジの巾が、徐々に拡張されていくさまをこのアルバムでは交互に参照するように聴くことができます。長く一つのシリーズに関わる作曲家の中で、一つの音楽がどういう展開を見せていったのか、と捉えるとこれはちょっと面白い経験なのではないかと思います。
氏のデビュー作である「ニュージーランドストーリー」も収録されているので、純粋に変遷を追うのも面白いでしょう。
そう考えると、一見メジャーなものを扱っているようでいて、実は今作が最もマニアックなのではないかとも思えてきます。そして、そういう網羅的な扱い方ができるタイトーというメーカーの軌跡に深く感慨を抱かずにはいられないのです。
そんなわけですので、迷っているようなら是非どうぞ。
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