このDVDでは、貴重なフォーサイス自身のダンスがじっくり見れます。かなりの年齢な筈にもかかわらず、若いダンサーにけして劣っていません。また創作の現場をじっくりとらえていて、以前VHSで発売されていた別作品よりも、見ごたえがあります。フォーサイスの作品は、DVDになってないものが多いので、これは本当に楽しめる内容でした。
このレンズの悩みは、口径食である。開放で光源をバックにいれた写真を撮ればすぐわかるが、ボケが円にならずにレモン状になってしまう。マクロレンズとしてそれなりに絞って使えば口径食は問題ではなくなるが、中望遠レンズとしてポートレイトでも使おうとすると、これは致命的な問題である。
描写に関しても価格には見合っていないという感じを受ける。同じライカ銘の25/1.4と比べても周辺部は甘く、絞っていったところで劇的に改善するには至らない。ボケ味もパナソニックのマイクロフォーサーズレンズ特有で、ダブルガウス配置のマクロレンズのようなとろけるほどの表現にもならない。これもマクロで使う分にはさほど大きな問題ではないが、オリンパスの45mm/f1.8があの値段である以上、どうしても比較してしまいたくなるものである。
更には手ぶれ補正。キヤノンの100Lのブレ補正と比べて期待はできるものではない。ないものと割り切って三脚を使うか(マクロとしてはそれが正しい)、E-M5のようなボディ側でシフトぶれに対応したものを利用する方が良いと感じる。
マクロレンズとしてはマイクロフォーサーズのラインナップで唯一のレンズなので、これを選ぶしか仕方の無いところである。マクロレンズとしての描写はライカの銘にも恥じず十分だが、しかし他のカメラのようにマクロにもポートレートにも使えるレンズだと思うと、失望する。手厳しい評価ではあるが、フォーサーズではオリンパスが良いマクロレンズを2つ出していただけに、マイクロフォーサーズの現状は残念でならない。
あのフォーサイス独特のスピード感が戻ってきた!最後にはどうなるのかわくわくどきどきさせられる。
下巻は上巻と異なって一気に壊滅作戦が加速していきます。文字の大きさも相俟って、かなりのスピードで読めます。
デブローが播いた種がいよいよ発芽し、巨大麻薬組織を追い詰めていく。周到な計画から、一気に麻薬組織は弱体化していくが、デブローの作戦は
それのみには留まらず、正に麻薬犯罪そのものを標的にしたものだったのだが、、、と言う話。
アクション描写は苛烈であっても抑制的でスムーズに読めます。麻薬犯罪の根深さについても良く取材されているなぁ、という感じ。
それなりには楽しめますが、激賞とまではいきませんでした。
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