MISIAの歌声が純粋に楽しめるアルバムです。 とにかく、伸びます、歌声が、どこまでも。それは、すごいの一言。 前作の「Mars&Roses」は、気合いが若干空回りしていました。なんか、違う面を見せようという感じが前面に出ていました。 今回はある意味、MISIAももらった曲を歌うということに徹したせいか、いいと思います。歌い手に徹したMISIAは、すごいです。 特におすすめは、THE BOONの宮沢和史さん提供の「風のない朝 星のない夜」です。
ラジオでこの曲を知りました。 初めて聴いた時にすぐに気に入って買ってしまいました。 サビの「ハロー、ハロー、ハロー」というフレーズが頭から離れません。 もの凄く爽やかで、朝に聴くとものスゴイ清々しい気持ちになる曲です。 久しぶりにいい曲に出会ったな、と思わされます。 これからのSinger Songerの活動には期待したいです。
作品タイトルの通り、いろんな色のポップスが収録されています。 シングルの初花凛々から、ブルージーなもの、カントリーチックなもの 、甘いもの、優しいもの。 Coccoもくるりも好きな人にとっては夢のバンドでしょう。 最初はCoccoのバックバンドを変えただけ、というイメージがあったのですが、バンド「SINGERSONGER」として完成されてます。 とはいえ、10曲中9曲はCoccoがソングライティングをしているので曲調やメロディにCocco色はそれなりに出ています。 ですが、あくまでSINGERSONGERなので往年のCoccoサウンドを期待している人にはちょっと物足りないかもしれません。(ダークなものやせつなーい曲はないです。) 個人的に、Coccoの持つ二面性みたいなものが好きだったので星4つ。 でもバンドとして、作品としては星5つ! これからの季節、昼下がりに聞きたいアルバムです。
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