友達とカラオケで歌う曲を探していて、共通の好みでキャンデイーズに決まり、みきちゃん担当の私は研究のためこのCDを購入しました。あの頃、そんなに好きじゃなかったのに何故かほとんど歌えるなんて・・・こんなに良い曲を歌ってたんだなあと改めて思いました。特に「わな」がベストです。私のような動機でも気軽に買えて満足できる、そんな一枚でした。
すごく内容が充実してたか?と聞かれると微妙ですが、引っかかりもなく、さらっと読めました。キャラは素敵だし(特に攻♪)、天禅さん独特の繊細なタッチが好きなので、私は☆4つです。
高校の保健室の先生満月と元生徒の戸祭クンの ちょっとえっちな新婚生活☆ 絵もかわいくて、キャラクターの個性も光っています☆★ 前作の「その気にさせないで」を読んでいると 2倍・3倍楽しめますよ!!
これらの原曲が巷間で流行ったころは、リアルタイムでわても毎日よう聴いたもんじゃ。21世紀になって聴きますと、懐かしいというより、ギターの音量を他の楽器より格段に大きくしたミキシングに驚きます、何とボーカルよりエレキギターが大きい。よって、当然うるさいアルバムになっとるわけです。こうしたミキシングは、レッド・ツェッペリン辺りから出てきたのやろか?クラシックやジャズで、ソロの人声や合唱より伴奏の一楽器がやかましいなどあり得ないので、逆に新鮮に感じました。
閑話休題。いろいろな歌手(ほとんど女性歌手)に歌わしているところがどいつがうまい、ヘタとか比較できて実に面白い。ギターのリフもあれだけやかましく入れるだけあって(わてはビーズは聴いたことがない)、なかなかよう出来とる。後半は年寄のわても知らん曲がちらほらあるんやけども、歌手の個性としては倉木麻衣が山口百恵のクールで籠ったような個性の上をゆく、とらえようのない籠った魅力というのか、クールなアンニュイ感が圧巻やし、やはり出だしの稲葉(ビーズの人ですわな?)のやり過ぎともいえるダメ男の焦燥・絶望感を歌い上げはっとる。坂井泉水は思いの他、原曲に忠実。下手ではないが、しっかり仕事をこなしている印象。言い始めると、もっと歌い手の個性が・・・とか求めたくなりますけども、まあギタリストがメチャクチャ個性を発揮してはりますわな
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