桃太郎伝説シリーズの中では傑作といってもいい作品。なぜこれがリメイクされないのかが気になる…。
確かに、問題点として操作性の悪さやキャラクターの動きの鈍さなどがあり、それがユーザーをいらだたせることもしばしばだが、それらを差し引いても、この作品は優れものだ。キャラクターは可愛らしいが、中身は結構ハード思考で、次第に重厚さを増していくストーリー。桃太郎専用の築城システム。そして、閻魔を初め、おなじみのキャラクター達が仲間になるのも大変よい。戦闘も結構ハードだ。
そして、敵のほうも個性的。特に宿敵のカルラ。一言で言えば、「極悪な性格だが、一方で哀れな奴」といえる。その描かれ方が、これまた秀逸なのだ。自らの欲望のために、手下を切り捨て仲間を裏切り主人にすら刃を向け、最後は己自身さえも滅ぼしていくという「悪さと惨めさ」を兼ね備えた悪役は、このカルラ以外にはなかなか思い浮かばない。
何とかしてリメイクしてくれないかなぁ、さくまさん。これに限らず桃伝は結構好きなので、どうかよろしくお願いいたしますよ。プレイステーション版だけでは、到底納得できません。
最近のごちゃごちゃしたゲームより、物語イメージキャラからして、シンプルで入りやすい
面白かった!
とにかく面白くて、1時間程度で一気に、感心したり、笑いながら楽しく読めました。
まるでバラエティー番組でも見ているかのように、愉快な裏話を多く知ることが出来ました。
いろいろ面白い話はありましたが、中でも、「カチカチ山」の<婆 汁>。
じつは絵本ではカットされていましたが、、口頭の語りでは聞いた覚えがありましたが、これを読んで、記憶がはっきりしたのと、その恐ろしさと残忍さがよくよくわかりました。
著者の「弛緩」のお話がありましたが、確かに、人を惨殺したり傷つけて最後は言葉で謝って許されるというのでは、幼児教育にゆるみが出ます。
ここまでも人を傷つけたり、命を奪えば、その自分の命を持って償わねば許されないのだという教訓が、残酷だという理由で、すっかりカットされてしまったことが、最近の少年犯罪問題にも通じているのかなぁと考えさせられました。
他に、浦島太郎は実は亀と結婚する話や、一寸法師の汚い策略のお話、桃太郎の侵略者ぶり、とにかく盛りだくさんの本当の昔話とその意味がわかったりします。
お薦めの一冊です。
まあこのソフトはPS版の桃伝と一緒 PS版のほうが操作はしやすかった。 自分的にはPS版の桃太郎伝説を買ったほうが いい気がする。 ソフトは結構面白い。はまると抜けられなくなります。
全体Mapや、1から2へのタイムカプセル(井戸に入れておく物)の内容などは 記載されていて便利だが、Map中の宝箱や、トラップの位置が記載されていないので 非常に役にたつとは言えない。
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