英連邦作家賞を受賞した作品で、ストーリーらしいストーリーがないと聞いていたので、難解な本かと思って避けていましたが、そうでもなかった。簡単に言えば流刑でタスマニア島に来た主人公グールドが描いた魚の絵にまつわる物語。タスマニアの画家グールドは実在する人物らしいですが、正確な伝記ではらしい。読み進めてくうちに、語りの巧妙さによって異世界につれられていく感覚に襲われました。作者の観念のなかに自分がすっぽりと飲み込まれいく感覚が非常に心地よくて、せっかくの休日なのに一日中読みふけってしまった。小説に現実逃避を求めている人は楽しめると思います。食わず嫌いせずにもっと早く読んでおけばよかったと後悔。翻訳もすばらしい。名作。
日本は世界の雛型であるとよく言われます。 日本がくらげのように漂流するあいだにも、新しい時代はすでに始まっています。日本にもその動きはかすかに見えますが。
自然と調和したレムリアの風が吹き始めました。新しいリトリートが育っています。
「魂のレベルで何かを理解したとき、あなたの現実はワープする。」「これは波動の原理なのだ。」とあります。
タスマニアから精霊の美と香りがかおってきます。
どこに住むかを決めるのは私たちの意識です。波動が住む世界を決めています。
エデンの園を遠くあまざかり、今また地球とともに光の楽園へアセンションします。
天国を生きることが天国を創ることです。 新しいスピリットがこの本にあります。自然と調和する原初のスピリットが。
CDのジャケ買いなんかをよくしていたのですが(若い頃)、この本も書店で表紙を見て思わず買っちゃいました。 著者はちょっと「あちらの世界」に対する感性が強いみたいです。人生の壁を直感で乗り切ってしまう感じ。ある場面でとある宗教団体とのやり取りがあるのですが、そこでのきれいなエネルギーと汚いエネルギーのやりとりの描写が面白い。なんだかんだで疲れる日本から癒しのタスマニアへ行くわけですが、本当に天国のようなところで、行って見たくなります。 人生の壁にぶつかった時、どう乗り越えるかという方法論のかかれた本は多いですが、感覚で生きていきたい方にはおすすめかも。
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