人から薦められて購入しました。
当たり前のようで、本当に心から深く考えることを避けていることを
容赦なく指摘してくれる本でした。
「生きる価値のある人生とは、自分の選択や生き方に責任をもてる人生だけ」
とか、
「残酷なくらい自分自身に素直にならなければ、生きる目的はみつけられない」
などなど。
著者の書いていることは、叱ってくれるお母さんの言葉のように感じました。
とにかく、ポジティブで、そのままのあなたが本当によいと思う生き方をしなさい、
と、叱咤激励されているようでした。
よくあるスピリチュアル本とは少し違って、愛情のこもった「厳しさ」を感じました。
引用は、どれも印象的です。
どの引用がツボにはまるかは人それぞれだと思いますが、人生の年輪を重ねるにしたがって
気に入るフレーズも変わるのかもしれないという気がしました。
いまの自分にとっては、これが一番ぐっときました。
「何でも愛するための方法、それは、そのものがいつかなくなるかもしれないと気づくことだ」
チェスタトンの言葉だそうですが、どんな人なのか、もっと知りたくなります。
引用句は、ちょっとしたブックガイドのように使える気がしました。
少しずつ、長く、愛読できる本だと思います。
発売後まもなく購入しました。『新日本紀行』テーマ曲はもちろんのこと、『勝海舟』、『文吾捕物絵図』、『蒼き狼の伝説』、『学校』、『二つの橋』、『青い地球は誰のもの』。私が小学生から中学生の時代に聴いた曲の多くが収録されており、とても嬉しいです。
演奏も、ややエコーが効きすぎかなと思うこともありますが、アレンジもよく、とても感動し、癒されます。こういうアルバムに出会えたことが幸せだと感じます。
我が家に届いてから、毎朝、ぱらぱらとその日直感で感じたページを見ています。
不思議なことに、偶然広げたページに
自分が探していた答えがあったり
ページを見ていると、ほっと安心し、何か和田裕美さんのワクワクが伝染して
一歩前に勇気をもらえます。
日によってちょっとずつ使っている色が違っているのも素敵だと思いました。
毎年使える、カレンダーなのにこの値段。それも嬉しく思いました。
高価な書籍ですので購入するのに躊躇しましたが、 買って良かったと思っています。
西嶋和夫さんは、すでに90歳を迎えられていますが、 70年以上に及ぶ坐禅の実践と、曹洞宗永平寺を開いた道元禅師の著作である 正法眼蔵への研究に人生を注がれ、長年積み上げてきたものの結晶として この書籍を書かれたのかな、と読みながら思いました。
仏教は理論的に非常に緻密ですから、どうしても専門用語を用いながら合理的に 説明が書かれていますので、素人の方は「すごく難しい本」と印象を持たれるかもしれません。
でも、西嶋老師が長い人生を通して体験してきたことと仏さまの教えがどう関係があるのかを 分かりやすく説いてありますから、少しでも関心を持った方にはお勧めします。
仏教の本は、1回読んですぐわかるというものではありませんので、 他の本も合わせて、何度も読まれているうちに、仏教の大体の輪郭が お分かりになるのではないかと思います。
一言:人生は決断の連続。決断することで道は開ける。
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■王道
正しいと思うことを、堂々と行動していくことが大事です。
人からいろいろ言われると迷うことが多々あります。
しかし、若干奇抜で、常識では考えられない
正しいことをしようとすると、歴史上
必ず批判、反対があったものです。
それは、自分と違う考えを教えてくれるチャンスでもあります。
また、そこでやめてしまっていたら歴史が変わっている可能性が多くあります。
飛行機が飛ばなかっただろうし、人が月に行くことがなかっただろうし。
最近の映画「沈まぬ太陽」の中の総理大臣が、
国民航空の理事長を応援するために書いた額には
「道王」(王道)
とかいてあったことを思い出しました。
■余命3カ月と思え
余命3カ月と考えた時、ばかばかしいと思えることを
やっていないでしょうか。
もしくは、小さなことに固執したり、考えすぎていないでしょうか。
また、今というのは命を削ってうまれているものです。
すなわち、死を意識し、死から逆算して
自分の人生これでよいのか考える必要性があります。
一時的な気持ちよさに流されず、自分がやりたいことを
明確にし、そこから逆算して今を一生懸命生きることが大事です。
過去は変えられない。未来もあるかどうかわからない。
でも今自体は変えられます。
もし未来も生きていられるなら、今をしっかりいきることで
素晴らしい未来にすることもできます。
■自分に問う
この本から自分宛に問いかけがありました。
・この社会の中で、自分の存在価値はどこにあるのか?
→コールセンター一筋、電話応対品質管理者、電話応対フロア管理者
・今、自分が歩いている人生に満足できているか?
→特に、お金について満足できていない。その他は満足している。
年収を増やし、多く入らないが日常生活に困らない程度になるよう
必死に頑張る。3年以内に改善。
期限を持ち、どのくらいの頻度で、どのようにやり
どんな結果を出すのか
しっかり考えることが大事です。
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今の自分の人生に満足しているのか
自分自身に再度問いかけ、
そしてこれからも、怖がらずもっと自分で考え自分で行動する
必要性を再認識させてくれる本でした。
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