アーウィンアレン監督作品!アーウィンアレンといえば、製作者としては超一流だけど、監督をやらせると、大量にお金をつぎ込んだB級作品ができあがるという監督として有名です。本作も「スウォーム」や「世界崩壊の序曲」とならんで、アレンの本質が見事に(!)現れている一品となってます。ともかく、まず、キャストが凄い!マイケルケイン、テリーサバラス(=刑事コジャック)、サリーフィールド、そしてピーターボイルと、「この人がでたらB級」という俳優が同時に4人も登場しています。また、いきなり冒頭場面でマイケルケインののっている船が、セット撮影まるわかりのB級特撮、また、B級作品(やTVムービーにありがちな)前作のフィルムの使い回し(転覆したポセイドン号のミニチュア場面)も目につきます。
この映画の設定が、それなりにユニークなものであり、作りようによってはかなり面白い作品ができたであろうことを考えれば、こんなB級映画に仕立ててしまったのはとっても残念です。ただ、「午後にテレビ東京でやっている洋画劇場を、内職しながら見る」ような気軽な見方をすれば、それなりに面白く、楽しめます。アレン監督の「タイタニック2」が、見られなくて残念です(いや、残念じゃないか)。
この映画を初めて見たのは小学6年生のとき。
学校の課外授業の時でした。
あまりの衝撃に、しばらくはポセイドンアドベンチャーのことが頭から離れず、ずっと考えさせられていました。
胸に何か重いものが突っかかっているような感覚がしばらく続いていました。
人を助けるために自分を犠牲にした牧師の姿を見て、おさな心に、「これが本当の人間のあるべき姿なのではないか」と思ったのですが、自分は果たして、同じような場面に遭遇したら、あの牧師のような行動が取れるのか。。。。。
「いや、無理だ。。。」「いや、それではだめだ。。。」。と、自問自答していました。
そのうち、「自分は、あの牧師のような勇気や、優しさはない。。」とあきらめぎみです。
でも、勇気や、優しさを持ちたいと思う今日この頃です。
オリジナル版は完成度の高い作品だったため、リメイク版がそれを超えるのは厳しいだろう…だが、なかなかどうして! オリジナルとは違った仕上がりに、これはコレで良い。 脱出するために困難が待ち受ける中、それに立ち向かう人々が次々と失っていく生命の重さを噛みしめる…パニック映画の醍醐味なのかも知れない。
何とか、通読しようと毎日数ページずつ読んでいるが、英語が難解すぎる。決して平易な英語で著述されている訳ではない。私は、今迄にも何冊か英語の教科書を読破してきたが、この教科書を読む為には、かなりの英語力が必要とされる。しかし、おそらく世界中で最も多く読まれている内科学の教科書であり、英語を母国語としない国でも教科書として使われている筈だから(そんなに多くの国でこの教科書の訳本が出版されているとは考えにくい)日本人も教科書として使用すべきであるのは承知で有るが、朝倉内科学を読破する時間の何倍もの時間を要するであろう。私は決して英語が苦手ではないが(むしろ得意だが)この本を読破するには、最低2年はかかりそうである。そう行った事情を加味すると、日本語の教科書を読む方が、良いのだが日本語の教科書ばかりを読んでいてはいつまでたっても、英語の教科書を読めるようにはならない。結論から言えば、意欲ある医師は通読する事にトライする事を推奨する。専門用語は、インターネットのオンライン辞書で調べる方が時間の節約になる。専門用語以外の文章の難易度は、おそらく英検1級程度になるだろう。決して平易な文章ではない。他のレビューアーの「英語は読みやすく書かれている。」と言うのははてな?と思わせる。いずれにせよ、心して読むべし。読むなら通読せよ。
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