ガソダムウニコーンみたいなメジャーな 作品より、こーゆーマイナーな作品のほうが 俺は好きだな〜
この表紙の女性は誰だろうと不思議に思って読んでみたら、かなり予想外な人物でした。バトルシーンは正直飽きてきている部分が否めない本作ですが、彼女を始めとする11巻での登場人物と定光たちとのやり取りが面白いです。定光、少し大人になったよう・・・。
同じ時間律と平行世界にある地球とテーラ。テーラでは“プロジェクトナイトメア”計画の実験中、大爆発で “大災厄”にみまわれる。この時、実験台にされていた凶悪犯の50名がその時出来たふたつの世界を繋ぐ“抜け穴”から意識だけとなって地球人の夢の中に逃げ出した。夢を見ている地球人には親から虐待されている8歳の男の子、殺人犯を目撃してしまったOL等様々でその心の闇に付け入られ侵入されてしまう。そんな宿主を助けるべくまた、逃亡犯とも心を通わせつつ「ドリームバスター」のマエストロとシェンはシェンの母も含む賞金の懸けられたこれらの逃亡犯を追い、極悪犯の母をこの手で!と危険を冒し夢の中へと捕獲に出かける。そんな折り、逆に地球人の心中した男女と交通事故にあった11歳の男の子の意識が彷徨っている時間鉱山に調査に出かけたまま帰還を拒否し居残っている友人を探索・救出すべく出かけたシェン。が、彼もまた帰還を拒んだ。その理由は?
ハードカバーで読むのがあまり好きじゃない私は、でも耐えきれず
でかいドリームバスターを学校の図書館でちょっと読んで
「あっ、やっぱ宮部みゆき楽しい!」
って思って、パタン!と本を閉じました。
それから2年くらい待ったかな…?
ついに持ち運びサイズで、しかもイラストがリニューアルで出てくれました!
買いました!読みました!!
私はホラーとかの「なんかコワイもの」が苦手です。
木目がオバケに見えるだとか、そういうのが本当に怖くてしかたないんです。
その怖さが、夢にも当てはまります。
普通の人にはこわくないモノでも
自分の心の奥の方にある「何か」がソレをこわくさせるんです。
そのこわいものと向き合うのは、凄く勇気がいることです。
なにしろトラウマであったりコンプレックスであったりするわけですから…。
そういう、何のきっかけもなければ素通りしてしまうことに
向き合わせてくれるのがドリームバスター。
この本であり、シェンと師匠であり、DPなのかなー。
まだまだスタートの1巻ですが
スピード感と怖いもの見たさ、
個性的な登場人物と、舞台が現実であるせいで
いきなりグイグイこの世界に引き込まれちゃって
もう現実と物語の境目が消えかけているのでww、
深イイはなs…★★★★★で!
A.地球人の3人を守っています。
戦闘は残念なことに、おかんに一番の見せ場を持って行かれ
マッキーには肉弾戦でボコボコにされる始末です。
特訓で早撃ちは上達しましたが、それだけでは
どうにもならない相手も居るということでしょう。
ともあれマッキーを見つけたシェン一行は
記憶の中に残りたがっているマッキー、地球人と共に
時間鉱山から脱出を図ろうとするのですが、
時間鉱山にいられるタイムリミット、そして
ザッツハウゼン政府が入口を強制封鎖するタイムリミットが
刻一刻と迫る中、脱出のためのシップは…!?
というところで次回です。
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