塾の講師をしている。子供の中には、東京ではないが、公立中高一貫校を志望しているものもいる。私の塾では私立の受験対策がメインで、公立はテキストなども外部のものを使用するなど、必ずしも満足のいく指導ができていない面もある。本書を読んで、世の公立中高一貫校受験希望者が、このとおり家庭で受験対策をはじめたら、塾は正直、商売にならない。確かにここまでできる親は少ないかもしれないが、私立受験イコール塾と同じように、公立受験イコール塾、というように単純にいかなくなるのではないか。本書を読んでそんな気がした。
名曲ぞろい。 ポエマーやすおくんのうたを是非聴いてください。 ぽやんと生きてる間には見えないものをやすおくんがみせてくれます。
全部聴いたら絶対絶対絶対LIVEにいってください。 大笑いはお約束で、じーんと泣かされることもあるかもしれません。
公立の滑り止めを日本一に導いた授業を、小説風の語り口で、ところどころ『銀の匙』のこどもたちのインタビューを加えながら解説するような内容。
本書にあるようなエチ先生のような授業を受けたら、きっとどんなアホでも天才と呼ばれる人間になるんだろうなぁ、むしろアホほど凄いことになるんだろうなぁ、というのが正直な感想です。実際に読んでいただければ、このような感想にも納得していただけると思います。
巷に大量に出回ってる「小さいころから勉強のテクニックを詰め込め!」みたいな内容の子供を賢くする方法みたいな本を読むよりは、こちらの本の方が比べ物にならない程圧倒的にいい内容ですし、真似をしろというわけではありませんが、こういう話もあるんだということを頭の隅に置いておいてほしいという意味で、教育に関係するありとあらゆる人に1度は読んでもらいたいです。
高校時代に、私が「教える人間が楽しんでないなら、教えられる方もつまらないに決まってる!」と言ったら「勉強なんかつまらないものだ。俺は勉強が嫌いだ。あきらめろ。」と言い放った先生にぜひ読ませたいです(笑)
伝説の一端を担った『銀の匙』はこちら→銀の匙 (岩波文庫)
青春時代に戻りたくなりました! 純粋にかっこいい! 大人になって変に落ち着いちゃってだめだ!って思わされました。 いつの間にかアペタイト中毒です。 ライブ行きたいです!
私は新入社員として、今年の3月より研修を受けます。心構えとしてこの本を読みました。一気に読めます。
著者は一部上場企業の人材育成部門のエキスパートです。著者の実体験をその時の会話を交えながら、とても具体的に書かれています。失敗談やその時々の自分の未熟さをも包み隠さず語ってくれ、会話が実際のストーリーとして頭に入ってくるので印象的かつ、楽しく読めます。
本の体裁も読みやすいように重要箇所は太字で表記され、各項目ごとの終わりにはポイントでまとめられています。忙しい方は目次とこのポイント部分を読むだけでも効果があるかと思います。
昨今よく見るテクニック本とは違い、基礎基本を押さえる堅実さがあり、著者の情熱もしっかり伝わってくる良い本です。「読む」だけでなく、「考える」ことを強調するあたりにも人材育成のプロらしさが見えます。これを読めば人材育成や会社、働くことに対する意識が大きく変革、向上するのではないでしょうか。また、自身の成長も感じられるでしょう。
人材育成の最前線にいる方だけでなく、人に対して教える立場にある方、また逆に教えてもらう立ち場にある方にも読んでいただきたい本です。
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