確か、「夜空ノムコウ」がすごくよかったなと大したきっかけもなく買ったような気がする。目的の曲があるととりあえずそこまでスキップして、欲求を満たしてからBGM風に全曲通して聴くというのが私流。だけどこのアルバムは最初の曲のイントロが流れ出した途端、スキップしようとする指が止まってしまった。そしてアンフォゲタブルくらいからうるうるしてきて、中盤で最高潮にしゃくりあげていて、終わってみたら涙でべたべたな頬で呆然としていた。 アルバム全体が一つの作品とはこういうものの事を言うんだ。 すごく貴重な経験をありがとう。一人でいてもいつも暖かくありたい。
CDを購入された方はご存知だと思いますが、美しい画像はビデオクリップでも同様であります。川村さんの透明な、透き通った世界観が美しい風景と共にご覧いただけることでしょう。
学級でやるのに最高です。すぐにできる内容なので、多少楽器の編成を工夫してやりました。
まず一通り聴いての率直な感想。 「川村結花」は僕にとって数少ない「心を揺さぶられるアーティスト」なのだが、今作においてはその「らしさ」が弱い。 <1>~<3>は比較的今までのアルバムで見せる【入り方】のスタイルに近いが、問題は<4>。ライブバージョンとは言え、過去の「夜空ノムコウ」と比べるとちょっと・・・・って感じ。全体的にゲストの自己主張が強すぎるのもどうか。ゆっくりと気持ちを高ぶらせていく川村結花のスタイルに合わない気もする。 確かに参加アーティストを見れば手にとって聞きたくなる一枚かもしれない。が、今まで聴いてきた『川村結花』に強い拘りがある人には、聴いてみて違和感があるかも。 そういう拘りもなく、純粋に川村結花が好きな人なら問題のな!い一枚でしょう。 個人的には、川村結花さんには「完全オリジナル」で勝負して欲しいと切に思う。
イントロの最初から曲の終わりまで、自分の心を掴んで離さなかった1曲が「ビューティフルデイズ」でした。小田和正さんのプロデュースで、他の曲と雰囲気も違うんですが、まずこの曲から川村結花さんを知りました。でもって、ラッシュライフやホームアゲインを聴きいているうちにこのベスト盤に出くわしました。個人的に気に入った曲が多いので、川村さん入門としてまだ聴いていない方々にぜひ聴いて欲しいオススメの1枚です。こんなに優れた音楽の才能の持ち主が居ることをもっと多くの人に知って欲しいなあと思います。
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