3月11日の東日本大震災以後、わたしは災害現場をテレビで見たり、気仙沼を視察したり、被災者の苦しみの声を聞いたり、子供の決意を聞いたり、小説家の文章を読むたびに、涙が自然に込み上げてきていた。心が小刻みに震えた。でも、苦しい涙ではなかった。それは2ヶ月間ほど続いた。その間身の回りの自然がこんなにも美しく、また凶暴であることを知らされることになった。 でも、わたしはすこしづつ日常生活を取り戻しつつある。本書は医師、ボランティア、作家、学者ら33人が綴った震災の意味と復興の形である。こおの本を読むたびに、再び震災後の感情が湧き起り、涙を流すことになった。 日本人はこの震災で心を深く傷つけられた。しかし、それが歴史上どのような意味を持つのかをわたしたちはまだ明確には認識していない。今後も様々な議論が起こるであろう。本書は震災直後に書かれたものとして、いつまでも国民の意識に残されることになると思う。決して忘れてはならない、犠牲者のために、そして未来の日本のために。 大震災のなかで――私たちは何をすべきか (岩波新書) 関連情報
このアルバムを聴くと、梨華ちゃんの卒業式を思い出します。アルバムの中の殆どが歌われていて、あの感動的な卒業ライブが凝縮されています。まだ見ていない人は、『モーニング娘。コンサートツアー2005春 〜第六感 ヒット満開!〜』を是非見て下さい。「この頃は良かったな」と思いながら、今も聴いています。中でも『春の歌』の綺麗なハーモニーは、いつ聴いても感動します。一生、大切にしたいアルバムになりました。 愛の第6感 関連情報
前作の「7.5冬冬」がつなぎと言うには予想外の傑作だったので今作にはかなりの期待をかけてとても楽しみにしていました。で、聴いた後の素直な感想としてはもう一押しパワーが欲しかったかなと。「レインボー7」収録の「How Do You Like Japan?」のような本気ファンクや「直感リミックス」のような遊び感にあふれた作品が数曲入っていれば印象も変わった気もするのですが..。なんというか全体的に流れが良すぎて引っかかりなく最後までいってしまう感じですね。現9人はキャラも歌唱スタイルもかなり個性派揃いで色々なことを試せる幅は持ち合わせていると思うのですが、頼みの重ピン&こはピンも今回はすごくおとなしめ。 とはいうもののクオリティは高く亀井&光井コンビの5はスピッツ「空も飛べるはず」のようなアコースティック調。亀井さんはしっかりと声が出るようになって見違えました。フィリー風ストリングスが気持ちいい3、「桃色片想い」のようなはじけるポップスの11、吉澤さんのソロの8は感動系バラードにせず、アレンジをAKIRAにして落ち着いた声を活かしたミディアムにしたのが好判断だったのではないかと思います。 DVDは特別編集版とのことなんですが、各メンバーの顔のアップのみで構成したもの。これだとライブ映像である必要がないと思うのですがどうなんでしょう。 メンバーの個性を活かすという形で、次作は2枚組にしてディスク2は各ソロ曲を収録だとうれしいですね。なにせ「冬冬」のソロ3曲は素晴らしかったので。 SEXY 8 BEAT 関連情報
何と言ってもジャッケット撮影メイキングが良いです。風邪ぎみの有原から、オシャマな舞ちゃん、千聖の美少年ぶりがたっぷり見れます。JUNPの方はライブDVD買った人にはあんまり意味ないかなと思いましたが。CDの方は新曲五曲で桜チラリは入ってませんが、バージョン違いのをおまけで入れても良かったんじゃないでしょうかね?まとめるとファンディスクとゆー感じの作りですね。 2mini ~生きるという力~ (初回限定盤)(DVD付) 関連情報