映画「その名にちなんで」オリジナル・サウンドトラック

アルバム「Philtre」や「Prophesy」を出している、NITIN　SAWHNEYが参加したサウンドトラック。映画の内容自体もすばらしかったが、それをさらに盛り上げた、インド音楽の美しい旋律が印象的だ。女性ボーカルの独特な節回しや、民族楽器、SAWNEYの絶妙なリズム感が相乗効果を生んでいる作品。映画を見た後に買わずにはいられないほどすばらしかった。 映画「その名にちなんで」オリジナル・サウンドトラック 関連情報

新日鉄ＶSミタル

　私は、来年から鉄鋼業界へ就職します。業界研究の一貫で購入しました。すごく興奮します！今日の世界での鉄鋼業界の流れがわかります。　NHKスペシャルの取材が本になっているので、ストリー性があって面白く読みやすいです。「鉄は国家なり」が既に時代遅れであり、日本の産業を支える新日鉄が果たすべき役割の偉大さを感じました。ミタル氏のイメージも大きく変わりました。　業界１年生になる人、目指す人のスタートには最適な一冊だと思います。 新日鉄ＶSミタル 関連情報

都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト

渋澤龍彦の死後に刊行された最後のエッセイ集。鳥や虫の声を主題に鎌倉の四季がみずみずしく綴られており、彼の愛する書物のランキングとそれに対するささやかな説明が載せられており、自身が患った咽頭癌によって呼吸を首に開けた穴を通した管から行わねばならないという状況の愉快さについて語られている。彼の鎌倉での人や自然と交流する暮らしぶり、多くの文学者、芸術家への愛のこもった追悼文、そして、「闘病記を書くなら死んだ方がまし」と嘯く自身の病床での幻覚初体験談も記されている。これまでに読んだエッセイ集のどれよりも澁澤龍彦の人間を身近に感じることができた。先にも記したとおり、多くの人やものを大切にし、それらとの交わりを愉しんだ彼らしく、病気である自分自身の体の機能をもおもしろがった渋澤龍彦はしっかりと芯が通っているので彼に対する尊敬がますます強まった。親しんでいるものや扱うものに恐ろしげな、暗黒めいた、エロティックなものが多かったというだけで陰湿なイメージを持たれがちな彼だが、実際のところは健やかでさっぱりとしたところの多い、人情に篤い人だったように思える。妻であった龍子さんによるあとがきも含め、読みながらそんな感慨を大いに抱かされた。彼がそうしたように、これからもこの本を含めた彼の多くの著作を大切にしていたい…読みながらそんな思いが湧きあがってくるすばらしい一冊だった。 都心ノ病院ニテ幻覚ヲ見タルコト 関連情報

The radio show Calling All Cars hired LAPD radio dispacher Jesse Rosenquist to be the voice of the dispatcher. Rosenquist was ...