この巻の中で見せる・・・シリーズを通して数少ない、ジントとラフィールの無邪気な笑い声。声優さんそれはちょっと、、、と思う反面、ホッと安心する、個人的には名場面の一つだと思います。そんな極めて個人レベルのシーンから、大艦隊を率いての狂ったような戦闘シーンに至るまで細かな気配りがなされている点については、「まるで初代ガ○ダムのようだ!」と思ってしまうのは自分だけでしょうか?そう言えば、アーヴ種族の起源を考えると、確かに○ンダムそっくりのような・・・。 星界の戦旗 VOL.3 [DVD] 関連情報
EMOTION the Best 星界の戦旗II・III DVD-BOX
この値段で、あの名作のBOXが買えてしまうのですから、不満は全くありません。懐かしい作品ながら、改めて通してみると、意外と新鮮だったりもして、いい時代になりましたね。 EMOTION the Best 星界の戦旗II・III DVD-BOX 関連情報
やっとやっとの再開です。久しぶりにラフィールの声が聞けて、しかも小説も発行ペースがあがりそうです。星界ファンのみなさんなら迷わず買いでしょう。小説でしか知らない方も全く違和感のない声優陣なので安心ですよ。川澄綾子さんのラフィールに萌え狂ってください。いわゆるツンデレが味わえるかと。 星界の戦旗III ラジオドラマCD 第1章~帰郷~ 関連情報
星界の戦旗、第三巻 家族の食卓です。この巻は、前巻で危機を脱したジントがラフィールと軍を離れ(休暇)甘々に一緒に過ごす巻です。その甘美な時の流れの中で、ジントは自分自身のこと、アーヴという存在のことを今一度考えたり、向き合ったりし、一方、ラフィールも自分はジントとは違う、率直に言えば理解しあえない存在なのではないかと悩んだりし悶々と話が進んでいきます。読む側も悶々とします。読みどころ3つ挙げますと、(1)ジント(債務者)の借金についてクギを刺すラフィール(債権者)。(2)エクリュアによる地獄の航行。(3)反抗できない遺伝子。上記以外には、クー・ドゥリンとの再会、心配する権利、後宮建設計画、『星に誘われる』、均質性へのこだわり、ブリアン草などが挙げられます。それと久々にセールナイが登場し、ラフィールやサムソンを主に困惑させます(笑)。個人的にツボだったのは、食べ物を残すことに罪悪感をひどく感じる(義務と感じる)ジントが泣く泣く食べきることを諦める場面で、「さげてよろしゅうございますか?」と食卓が訊いてくるのが腹筋に強烈にきました。総評としては、区切りの巻、成長・進展の巻としては評価しますが、内容の割に刺激が少ない、もしくは伝わってこないのでページをめくる手が重いです。重くなります。 星界の戦旗〈3〉家族の食卓 (ハヤカワ文庫JA) 関連情報
故郷を思うが故のジントの決断が切ない。そんな中のラフィールとの時間はそこが彼の帰る場所であるかのようです。出会った頃とはあきらかに違うラフィールとジントとの距離、長年連れ添った夫婦のようであり、恋人のようでもある。この巻ではそんな二人がみれると思います。 星界の戦旗Ⅲ ―家族の食卓― 関連情報