ナクソス・レーベルの誇る名ヴァイオリニストといえば、レーベルの社長夫人を別にすれば、まずイリヤ・カーラーであろう。レオニード・コーガンとヴィクトル・トレチャコフの教えを受けたカーラーは、1981年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール、1985年のシベリウス国際ヴァイオリン・コンクール、1986年のチャイコフスキー国際音楽コンクールのヴァイオリン部門のそれぞれで優勝している。メジャー・レーベルの専属アーティストになってもおかしくないヴァイオリニストなのだが、ナクソス・レーベルに録音を続け、ナクソス・レーベル自体の株を上げた。スティーヴン・ガンゼンハウザーの指揮するポーランド国立放送交響楽団を伴奏に据えたこのパガニーニのヴァイオリン協奏曲No.1&No.2の録音は、そんなカーラーの技巧と表現力の高さを証明するのにぴったりなものである。 パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1番, 第2番 関連情報
パガニーニ: 24のカプリス op. 1 - Japanese - interview with Ingolf Turban
ニコロ パガニーニ 24のカプリス 作品24番 インゴルフ トーバンさんに インタビュー 日 HN 450 www.henle.com.
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