「死にたくなったら笑ってみせるさ」というサビのフレーズが泣かせる「オン・アンド・オン」で始まる90年前後までのベスト盤です。「オン・アンド・オン」はアルバムと、ほんの少しだけミックスが違うシングルテイクです。映画の曲もまんべんなく収められていて、良心的なベストです。ビショップは、70年代のシンガーソングライター・ブームとその後のAORの橋渡し的存在なので、どちらのジャンルのファンにもお薦めです!!ユーチューブにアップされているビデオで、デビュー当時のテレビ出演が見られるものがあって、ヒゲもじゃのビショップに女の子たちの黄色い声援が飛ぶのが、笑えます!!その時期だけ、のお洒落さ、センシティブさ、ではなく今でも何も古びていないビショップの魅力に、若いあなたも、触れてみてください!! ベスト・オブ・スティーヴン・ビショップ 関連情報
30数年前の発売当時,私がこのシンガー・ソングライターのデビュー作を買った3つの理由1,このアルバムを出すにあたりアート・ガーファンクルが関わっている事。2,クラプトンが参加している事。3,当時の(現在もですが)私の愛聴盤だったニック・デ・カロの゛イタリアン・グラフティ゛の中の好きだった曲゛アンダー・ザ・ジャマイカン・ムーン゛の作者として全く聞いた事の無い名前だったが,何となく憶えていた事。そんなに期待して買った訳でもなかったけれど,゛オン・アンド・オン゛から始まる最初の3曲を聴いた時点で涙が出るほど胸が熱くなってしまった。同時に名曲゛アンダー・ザ・ジャマイカン・ムーン゛の作者である事に納得してしまった。そんなスティーブン・ビショップのその後のアルバムもずっと聞いて来ましたが,やはりこの゛ケアレス゛が私の中ではデビュー作にして最高傑作です。 ケアレス 関連情報
Mr.Romantic-Bishのおすすめは?と聞かれると、前作”On and On”か本作かでずいぶん迷ってしまう。 どちらも、AOR好きには是非とも押さえておいてほしい傑作だ。古いハリウッド映画のようなセピア色のアルバムジャケット。短編小説集あるいはサントラ盤のような本作は、個人的には冬におすすめのアルバム。美しいストリングスから始まる、1.2.3.の流れは、感動的だ。楽曲、声も美しいが、全編に流れるBishop自身のアコースティックギターがよい、5.の間奏曲など聴いてみてほしい。7.11.のユーモラスなアレンジの曲も楽しいが、Chaka Khan, Natalie Coleのコーラスが聴かれるソウルフルな6.、Art Garfunkelの歌声がマッチした10.や、後半に盛り上がりを見せる12.などは最もBishopらしいと言っても良いとおもう。13.は、再び、アルバムの冒頭を思い出させる美しいストリングスアレンジのバラードで幕を閉じる。 30年以上、聴き続けている愛聴盤の一枚です。愛する彼女と暖かいお部屋でどうぞ! BISH-水色の手帖 関連情報
とってもバラエティーに富んだ選曲です。悪く言えば脈絡のない選曲。しかし、1970年前後の時代のオールディーズ全般と考えれば、これもアリでは。シルヴィ・バルタンやダニエル・ヴィダルといった今聴いてもオシャレな懐かしのフレンチポップスや、キャット・スティーヴンスやスティーヴン・ビショップのようなAOR好きの人が喜ぶような曲も入っています。このような曲はわざわさ本人のアルバムを買うことはまずないので、こうしてなかなか手に入らない欲しい曲だけ手に入れて、後は自分で他のオムニバスとあわせて選曲編集すべきでしょう。 ヒッツ・オンTV2005 CM&Drama 関連情報