ブルゴーニュ 商品

ブルゴーニュ ブシャール ペール エ フィス ブルゴーニュ ピノ・ノワール“ラ ヴィニェ"

薄くて軽くてフルーティーです。果実の味がしっかりしてて、色も少し薄く感じますね。安ワインはしばしばワインである前にアルコール飲料と感じさせてしまうものがありますが、手頃な値段とはいえ飲みやすくしっかりとしたフランスのワインなんだな、と。ワインの風味を楽しむ、料理にしっかりと合うという条件を満たしています。初夏に飲むと最高なのでは無いかと。ワインであることを偽装する必要がないと、こういう自然体なワインが生まれるのかもしれません。余談ですが、ブシャール・ペール・エ・フィス社の製品をサントリーが輸入した製品です。このブシャール・ペール・エ・フィス社、歴史ある古い名門ですが、90年代に業績が低迷して、1995年、シャンパーニュの名門・アンリオ社による買収を経て徹底的な大改革を行って復活をしたのだとか。この辺り、MASTERキートンの名エピソード「シャトーラジョンシュ1944」を彷彿とさせます。このエピソードをかいつまんでご説明すると、歴史ある醸造所が、新たな経営パートナーの元、合理化を進めるためにオーク樽の発酵を捨ててステンレス製醗酵槽に切り替える準備をしています。改装資金を捻出するのは、かつてそのシャトーで生み出された奇跡の名酒シャトーラジョンシュ1944。ブドウの当たり年に摘まれたワインで作られた奇跡の名酒ですが、戦争中の製造で現存する数が非情に少ない貴重なワイン。合理化を進めればブドウの出来や醸造の魔法に左右されることはなくなり、安定して均質のワインが作られるけれど、当たり年に作られるブドウの魔法が消えてしまい、シャトーラジョンシュ1944のような奇跡の酒は生まれなくなる。思い入れのある伝統的なやり方か、博打のようなワイン造りを避けて誰もが安価で楽しめるワインを作るのか。「正しいワイン造りの道はどちらか?」それを考えさせられる名エピソードでした。実際、ブシャール・ペール・エ・フィス社は古い良質なワインを大量に保有しているようです。そして「どうしたら醸造を改良できるのか?」経営者が社員に徹底的に現場からの改善案を出すように命じて、改革を進めてきたのだとか。そうやって生み出されたであろうこのワイン、一部がステンレス製醗酵槽、一部がフレンチオークの小樽醗酵だとか。新しい物に置き換え、質の平均を高めながらも、古い物の良さを少しでも残そうとする第三の道かな、と。守旧でもなく、古きを切り捨てるでもなく、現実に即した改善を行っていく。割り切れない物に答えを出していく、人の営みのすばらしさを感じさせてくれます。奇跡の名酒ではないけれど、この第三の道は人として応援したくなります。そんなことを考えながら飲むと、大変気持ちよく飲んで酔ってしまえました。 ブシャール ペール エ フィス ブルゴーニュ ピノ・ノワール“ラ ヴィニェ" 関連情報

ブルゴーニュ Making Sense of Burgundy

これはコート・ドールの主な区画と造り手について書かれた本です。原著『Making Sense of Burgundy』は1990年に出版されたもので、内容は少々古くなっています。しかし、グラン・クリュはもちろん、主なプルミエ・クリュに至るまで豊かな感受性で特徴が表現されており、良い造り手だけでなく、有名でも冴えない造り手についてもはっきり書かれています。引用が多く史料として役立つうえに、文章は読みやすく一気に読んでしまえます。 Making Sense of Burgundy 関連情報

ブルゴーニュ Landisun 小切手 メンズ シルク ネクタイ セット:ネクタイ+ハンカチ+カフス

深みのある色合いがいい。生地もそこそこ厚みがありしめやすい。 Landisun 小切手 メンズ シルク ネクタイ セット:ネクタイ+ハンカチ+カフス 関連情報

ブルゴーニュ ブルゴーニュ アペラシオン完全ガイド (Winart Books)

今まであってなかった大判サイズのBourgogne村名地図集。標高も入り、village畑名まで入っているのは秀逸。ニーズがないのかもしれないが、マルサネ、フィサンが小振りの地図なのは残念。シャブリがないのはもっと残念。続編が出るかに少々期待。もう少し値ごろ感があればなおいい。 ブルゴーニュ アペラシオン完全ガイド (Winart Books) 関連情報

ブルゴーニュ フランス紀行(3) ワインの里ブルゴーニュを旅する [DVD]

食通、お料理好きの方、好きなブルゴーニュワインのふるさとをちょっと垣間見てみたい方、今度ブルゴーニュへ旅しようと思っている方、等々に、おすすめです。旅行のプランの参考としては入門編になるのだろうけれど、自宅の食卓でワインを楽しみながらお料理を食べる時などに、うれしさや話題が増え、素敵な映像を思い描きながら食事を楽しめるので、よりワインや食事、その場の空気がおいしくなります。そして、今度は、自分で買い付けの旅に行きたくなりますよ。 フランス紀行(3) ワインの里ブルゴーニュを旅する [DVD] 関連情報




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