歴史劇画 大宰相 商品

歴史劇画 大宰相 歴史劇画 大宰相 第七巻 福田赳夫の復讐

前半は、現役首相が総裁選で破れて、解散もなしに退陣という非常に珍しいケースだった福田赳夫内閣の内容であり、後半はその福田首相を総裁選において大角連合で打ち破った大平正芳内閣と、大福そして三角中を巻き込んだ泥沼の抗争開始の内容となっています。次の8巻を目一杯使って四十日抗争などのいわゆる大平おろしの泥沼の派閥抗争の内容ですので、大平政権に比べると、やや福田政権に関する内容が端折られている感もあります。ただ、作品自体が後半になるに連れて徐々に内容が濃くなっており、良くも悪くもボリューム溢れるようになっているのはそれだけ情報が豊富になっていったからではないでしょうか。 歴史劇画 大宰相 第七巻 福田赳夫の復讐 関連情報

歴史劇画 大宰相 歴史劇画 大宰相 第一巻 吉田茂の闘争

漫画という範疇を超えたダイナミズムで戦後日本の政治史を描く書籍である。日本の政治制度はどのようなプロセスで形作られてきたのか、そして、55年体制と呼ばれる政治体制はどのような経緯で成立したのか、その背景を「体感」できる内容である。中学や高校で習う歴史は、往々にして江戸時代で終了し、戦後史にまで踏み込むことは非常に珍しいと思われるが、現在に至るまでの過程を「歴史」と捉えるのであれば、戦後史はその最後を飾る重要なパーツである。本書は、戦後史を「歴史」として学ぶことのなかった若い人々に読んでもらいたい。戦後政治を作った人々の希望と現実をリアルに知ることができるはずである。 歴史劇画 大宰相 第一巻 吉田茂の闘争 関連情報

歴史劇画 大宰相 歴史劇画 大宰相 1~最新巻(文庫版)(講談社+α文庫) [マーケットプレイス コミックセット]

劇画チックなのでやや絵がとっつきにくく、人物のかき分けがはっきりしないケースも散見されるが、現在進行形である自民党の歴史が、そのまま戦後の日本史(世界史)に直結しているので、試験などで軽視されやすい戦後史を簡潔に理解するには便利だと思います。どうしても業績そっちのけで名前ばかりが目立ってしまう人物それぞれの人柄や性格、生き様を介して戦後史、ひいては現在に至る自民党の血脈を理解するのに非常に良好な書籍だと思います。これを読めば自然に人物とその業績が流れで理解できます。原作者の戸川猪佐武氏が執筆途中で逝去されたので、中曽根政権の中途で断筆されているのが惜しまれます。原作や戦後レジームの都合上、ほとんど自民党史とも言える内容なので、その辺りをうまくバランスを取りながら読む必要がある書籍です。 歴史劇画 大宰相 1~最新巻(文庫版)(講談社+α文庫) [マーケットプレイス コミックセット] 関連情報




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