ただのリアレンジアルバムと侮ることなかれ。オリジナルを知っていても、いやオリジナルを知っているからこそ楽しめる。カントリー風?ハワイアン風?に生まれ変わったONNADARAKE!、アレンジだけでなく一部歌詞まで変更された雲呑ガール(どう変わっているかはお楽しみ!)ギター1本で潔くはじまる進水式。新生KIRINJIとしてのいわばデビュー盤である11も充分バラエティに富んだ内容だったが、より豊かに、より自由に生まれ変わった楽曲たちにワクワクする。何よりも結成から2年を経てバンドとしての力がぐっと強まったことが、演奏からしっかり伝わってくるのがいい。より力強く表情豊かになったリーダー堀込高樹のボーカルはもちろん、間奏やアウトロにおける各メンバーのプレイの輝きっぷりと言ったら!これからのKIRINJIがどんな展開を見せてくれるのか、次のアルバムがとても楽しみだ。 EXTRA11 関連情報
普通に読み物として面白いです。自分がキリンジファンという贔屓目を差し引いても。エッセイ+対談などが間にチョコチョコといった内容です。エッセイのエピソードの豊富さ(特に兄)・着眼点は凄まじく、エッセイストとして有り余るほどの腕を振るってます。強く印象に残る話ばかりで、何度も読み返したくなるし、大笑いしました。キリンジのファンは必読ですが、全く知らない方でも楽しめると思います。以下内容以外の点で不満な点を・・・。オールモノクロでハードカバーでもないのに1500円は少し高いと思いました。フォントや中途半端な文字の大きさも、個人的には読みづらかったです。もっとコンパクトにまとめて文庫で出してほしい。連載は終わってしまったが、何らかの形でまたエッセイを書いていただきたい! あの世で罰を受けるほど 関連情報
KIRINJI TOUR 2013~LIVE at NHK HALL~ [Blu-ray]
まず率直に、すごく良かったです!特に、カントリー系が続いたときのライブ映え具合が半端なく、これは驚きでした!個人的には高樹氏の楽曲に心酔していることもあり、セトリスに兄曲が多かったのはそれだけでも満足でしたが、それ以上に、やっぱりジャンルを飛び越えて色ーんな音楽をつくり続けてきたキリンジの軌跡が走馬灯のように体感でき、生では見れてませんが全体としてとても楽しめました。だから弟曲もすんごい素敵だったなぁ〜、キリンジ最高だ!座談会宛らのオーディオコメンタリーから何から全部観終わったとき、パッケージも含めて色々つながってきます。そんなじわじわ解けてくる感じもツボに入ります♪これといったパフォーマンスを当事者二人はホントにしてないのに、ホール規模で集まった観客全員を引きこむことができるのは、やっぱ曲作りもアレンジも実演も秀逸で、加えて才能も場数も兼ね揃えてる音楽のマエストロだからこそだと、改めて感服致しました。衣装っつーかほぼ普段着、一見ホンマに普通のおっちゃん、それなのにそんな二人がさらりと奏でる至極の音楽・・・・。片仮名「キリンジ」に出会えて、ホントに幸せでした。キリンジの二人にとっての「袂を分かつ結果」・・・それはとっても心温まる節目だったんですね。 KIRINJI TOUR 2013~LIVE at NHK HALL~ [Blu-ray] 関連情報
収録PVで特記すべきは『エイリアンズ』。音源を録り下ろしたのか、CDとはちょっと違ったものになっています。『牡牛座』と『アルカディア』はファンなら一見の価値あり。兄弟の小芝居が見所。『君の胸に‾』は手抜きと評される場合が多いですが、独特の雰囲気があって私は好きです。曲間の"intermission"では8mmフィルム(?)による撮影で、荒れ気味の浜辺で兄弟が会話したりキャッチボールしたりします。フィルムが足りなかったのか、兄が何かを言おうとしたのをスタッフが遮り、そのまま次のPVへ……というシーンにはやややっつけな印象を受けました。ちなみに、ここでの会話は後にリリースされた『kirinji RMX』のオマケトラック「車と男」のモトネタとなっています。「プ*コが‾ 勝って プ@コが潰れた‾♪」の謎が明らかに! 44′43″01f [VHS] 関連情報
おにいさんの曲はむつかしいね。鼻紙いいわー。いわゆる最高なやつ。 ギター弾き語り キリンジ Songbook【改訂版】 関連情報