ポポル・ヴー 商品

ポポル・ヴー 一人の狩人と七人の狩人

ジャーマンプログレバンド、ポポル・ヴーの5th。1974作/邦題「一人の狩人と七人の狩人」前作からAMON DUULⅡのダニエル・フィッヒェルシャーがメンバーとなり、それまでの音にギターとドラムが入ることで、よりロック的なアプローチを取りはじめている。ピアノに絡む美しいフルート、そこにロック的なギターフレーズが加わって、音に厚みが増し、一般のプログレファンにも普通に聴きやすいサウンドになっている。インストの比重が多いので、ときおり入る女性Voはあくまでおまけ程度だが、サウンドの美しさは不変で、このバンドの入門用としてもお勧めできる。ラストの19分の大曲も聴きごたえがある。中期の代表作といえるだろう。 一人の狩人と七人の狩人 関連情報

ポポル・ヴー ノスフェラトゥ [VHS]

ドイツ表現主義ムルナウのサイレント映画傑作「吸血鬼ノスフェラトゥ」(1921年製作)をヴェルナー・ヘルツォークと、クラウス・キンスキーのコンビ(5作品中の2作目)でリメイクした文芸的な傑作(1978年製作)です。この手の怪奇映画としては、最も映像美が素晴らしい名作でもあります。ユーロ・カルト映画巨匠ジェス・フランコが、ハマー・シリーズと異なるドラキュラ映画(クリストファー・リー主演)「吸血のデアボリカ」(1969年製作)を手掛けた際、精神を病んだレンフィールド役に扮したキンスキーが、本作で堂々の吸血鬼(マックス・シュレックが演っていたノスフェラトゥ役に挑む)役で登場する。奇怪で不気味、薄気味悪く厭らしい、適役です。然も、伯爵(吸血鬼)とドラキュラの下僕を演じた俳優は彼だけではないだろうか。絵の様に美しいルーシー相手役はイザベル・アジャーニ、これまた適役です。本作の1本後の「ポゼッション」(80)で暴れ捲った精神錯乱、淫乱あばずれ、憑き物女の演技とは、全然異なる自らの命を捧げる美人薄命淑女的な好演です。<ラストはオリジナルと変えた毒味が効かされておりますが。>現在のホラー映画では、味わえない重厚な様式美溢れる作風が圧巻、雰囲気と映像が出色の出来です。尚、キンスキーはこの後にもイタリアン・ホラー「バンパイア・イン・ベニス 」(88)で、吸血鬼役に扮し(部分的に演出も兼任)、愛する女に命を絶たれる事を悲願する(哀愁漂う無敵な強さを誇る)という、死を切望するバンパイアを熱演しています。 ノスフェラトゥ [VHS] 関連情報

ポポル・ヴー

小学生の時、深夜洋画TVでの放送を見てから頭から離れませんでした。冒頭のミイラ、ワーグナー「ラインの黄金」のBGM、未踏の山岳地帯にそびえ立つドラキュラ城、運河の帆船等々…1979年ベルリン国際映画祭にて美術賞を受賞し、1922年ムルナウ監督「吸血鬼ノスフェラトゥ」を抜いたと絶賛されました。とにかく雰囲気が最高でジョナサンが監禁されたドラキュラ城は暗く湿っぽく寒く蜘蛛の巣が張り巡らされ、まさに世の末を感じさせられる空間に圧倒されます。怪優キンスキーもハマり役で格調の高さを際立たせています。ホラー映画と言うよりも芸術作品的要素が高く気品のある素晴らしい作品です。フランス人形のようなイザベル・アジャーニは美しい以外の言葉がありません。 関連情報

ポポル・ヴー アギーレ/神の怒り(紙ジャケット仕様)

走馬灯を見るときにどこからか流れる音楽のようで、切ないというか、胸をかきむしられる。今までに体験したことがないような音楽。これだから音楽探求はやめられない。 アギーレ/神の怒り(紙ジャケット仕様) 関連情報




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