ラ・マルセイエーズ 商品

ラ・マルセイエーズ ラ・マルセイエーズ [DVD]

革命を押し進める民衆の描写が生き生きとしていてすばらしかった。(登場人物のキャラクターがそれぞれ個性豊か)それに対する宮廷の優美なシーンにはウットリとさせられました。(王妃や女官のドレスがキレイ)亡命貴族達の描写も他の映画では見られない面白さでした。(忘れかけているダンスをカップルがお互いに思い出しあったり、のんびりと優雅で時代ボケしているというか・・)数々の場面で大規模なロケをしているらしく迫力も満点でした。 ラ・マルセイエーズ [DVD] 関連情報

ラ・マルセイエーズ ラ・マルセイエーズ [DVD]

 1792年8月10日に起こったパリ市民の武装蜂起・テュイルリー宮殿襲撃事件をクライマックスに、国王から庶民まで多数の人物を散りばめてフランス革命を描いた群像劇。マルセイユからパリへ上京する義勇兵を主役にすえ、現フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」が誕生した経緯がよくわかります。 また歴史的トリビアだけでなく、当時の先込め銃の使用方法を義勇兵に教えるシーンや、貴族と平民の間の利害がかけ離れていたことを影絵芝居で見せるシーン、大迫力の群衆シーンや戦闘シーン等々、映画的面白さにも満ちています。 本作を見て、フランス革命とは、内戦(暴力革命)であり、かつ人々の感情が高揚した一種のお祭りでもあったことがよくわかりました。またよくある、平民=善・貴族=悪という構図ではなく、双方の言い分が同列に描かれていることにも好感しました。 ラ・マルセイエーズ [DVD] 関連情報

ラ・マルセイエーズ ラ・マルセイエーズ物語―国歌の成立と変容 (中公新書)

フランスの国歌といわれてもいまいちピーンと来ないかもしれません。だけれどもそれらを動画サイトで聴けば「ああ、あの曲ね」となるはずです。(テレビでも流れていたりすることがあるので)この本で取り上げられているのはまさにその国歌なわけでして。この国歌が生まれたのは軍歌としてでした。だけれどもこの国家は瞬く間に広まったのです。受け入れられる条件をことごとく満たしていたために。ですが、その反面で禁止されたり、作詞者その人が危険人物とみなされ投獄されたり。まさに波乱そのものなのです。驚くであろう記述は終盤のこの歌の使われ方。別の国でも歌われた、というのには驚きでした。あの雰囲気とは裏腹にすごい秘密が隠されていたのですね。 ラ・マルセイエーズ物語―国歌の成立と変容 (中公新書) 関連情報

ラ・マルセイエーズ ラ・マルセイエーズ [DVD]

 監督ジャン・ルノワールは、父である画家・ルノワールのキャンバスを銀幕に持ち変えて、フランスの芸術性を世界に知らしめた。 彼が描くものは、血で築かれた国家であり、汗と埃にまみれた民衆のエネルギーである。 そして、彼の作品が普遍性を持って評価されるのは、その大きな代償の末に、自ら勝ち取った「自由、平等、博愛」の精神に貫かれていることだ。 フランスの誇りここにあり!アメリカ独立宣言も日本平和憲法も、ラ・マルセイエーズにはかないません。 真骨頂のDVDです。 ラ・マルセイエーズ [DVD] 関連情報




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