ドラマ化もされたこの漫画。しかしドラマなどでは、決して表現できないほどの奥行きをもった作品。「ああ!これってあの時の!」と種を明かしてもらうまで気付けないほど、見事な伏線が緻密なまでに張り巡らされている。
登場するケーキやコメディなキャラたちに、ともすれば目を奪われてしまうけれど、そう言ったものに隠された伏線をいかに見つけ出すか。さながら推理ドラマのように読める。
雑誌にて、いまもなお連載されているが、さらにある種の緊迫感を与えられる展開である。
ドラマの「ただ、おいしそうなケーキがたくさん出てくるちょっと変なドラマね」なんてイメージは、この原作を読めば払拭されるでしょう。
というか、原作ファンにとっては、「あのドラマは泣くしかない」か「なかったとにする」としか言えない出来であった。
やっぱりこの作家さんは、今更ですがボーイズラブが軸になっていますネ。
それ自体はあまり興味がなかったのですが、そんなことは関係なくほんっとーに面白かったです!
むしろそれもいいエッセンスとなっているぐらいだと思います。
皆、とにかく美しい。。。
そしてケーキがおいしそう!
4巻のエイジには泣かされました。胸うたれました。
笑い
アリ、泣き所
アリ、最高のマンガです。
個人的にはくるくるパーマの旦那さんをもっと出してほしかったなー(笑)
こんなに素敵なお店があったら、毎日でも通ってしまいそうな
西洋骨董洋菓子店。
一話ずつ楽しめ、泣けるし笑えるいいドラマでした。
「
魔女の条件」あたりから注目していた
滝沢秀明さん、思ったとおり年々成長していますね。
ほとんどがパティシェの純白の仕事着で、セリフも少ないのに、
藤木直人さんの魅力が十分に生かされていると思いました。
このドラマでは大事な隠し味的存在の
えなりかずきさん、これからもいい味出してください。
ドラマ放映当時、パソコンを見たことも触ったこともなかったので、
画面にカタカタと打ち出される文字と小雪さんが、とてもカッコ良く見えたものです。
一番の収穫といえば、Mr.Children の音楽です。
どんな状況設定にもBGMとして対応できる曲の豊富さ。驚き、そして好きになりました。