知人の勧めで購読しました。
とても楽しめ、前向きになれる内容でした。
テーマの一つとして「死」が描写されていますが
努力や人情といったものが丁寧に表現されているので読後感は良いと思います。
シンプルですが土台がしっかりしている話なので読んで損をするということは無いと思います。
キャラクター造詣が総じて
猫に置き換えられているのですが
猫であることが作品内で前面に押し出されることは特に無かったので
別に人間であっても作品としては成立すると思いました。
良い話なので動物の擬人化が苦手な方にも読んで頂きたいのですが…どうなんでしょう?
ただ
猫に置き換えて描かれているからこそ重いテーマも抵抗なく入ってきますし
何より世界観が完成されているのでやはり
猫で描かれているのは重要な要素なのかもしれません。
キャラの顔や仕草一つ一つに作者の愛が感じられました。
いい本に出会えたと思います。
関東に住んでいると、北
九州市政の話題はほとんど聞こえてこない。でも、この本を読むと意外と北
九州市政おもしろい試みに挑戦していたんだということを知ることができた。北
九州空港が、関空や中部に比べて圧倒的に安い費用で建設できたこと、川の再生を積極的にすすめたこと、環境先進年としてのこころみ、高齢者の方々や廃棄物処理の窓口をワンストップ化したことなど、知らなかった。北
九州市に見にいってみたくなりました。