されていますが、内容はどちらも同じ映像を使った部分が多く、143分がフルに一つの編集ものではありません。二つのよく似たアンソロジー・フィルムで構成されたDVDです。 その点だけが購入を決めた後に残った不満ですが、内容的には白黒TV時代の若い日のキャッシュの勇壮が多く含まれていて60年代以降の姿しか知らないファンには貴重な映像集だと思えるものです。彼の人柄、音楽が語られる作りは一般的なアンソロジー物と大差ないのですが、キャッシュ・ファンには感動的なものでありましょう。 映画で俳優は物真似していた首を回しながら不適に歌う姿など、なるほどと思えるものです。 ロック・ポップス・ファン全般に受けるか否かは別にして、私にとっては貴重なDVDだと言える作品です。
ジョニー・キャッシュは、輸入盤ではボックス・セットまで出ている、カントリーの大物歌手ですが、ぼくは歌詞・対訳つきのこの日本盤を薦めます。というのも、歌詞・対訳のほかはコメントの翻訳しかついていませんが、日本盤のほうが,キャッシュが歌う歌の意味を理解しやすいからです。もちろんラヴ・ソングも多いですが、政治的な歌もけっこう歌っています。ディスク1の10は、U2がライヴでカヴァーした銃所持反対ソング。16は、合衆国建国の過程の中で祭り上げられたのち死に逝ったインディアンについての歌。ディスク2の2は、政治に対する音楽の中立性の主張。12、15は、傷だらけのアメリカに対する愛国心の謳歌。
以前テレビで見て良かったので借りるか購入しようと思っていたのですが、題名がわからなかったので忘れていました。 1週間程前にたまたまリーズ・ウィザースプーンの紹介番組で題名がわかりすぐ注文を入れました。 安く買えて満足してます。
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