買って気づいたのですが79年に
ドラえもんがスタートしてからの藤子・F・不二雄原作のアニメ傑作選なのですね。 放映局が違い、制作会社も違うこれらの作品を「藤子・F・不二雄作品」として集め発売されたことは今後のDVD発売の弾みになってほしいものです。
やっとオバQが出版されるということで、嬉しく思います。
藤子不二雄先生の作品では個人的には一番好きな作品なのです。
いつか、こういう完全版が出版されるとは思っていましたが、FFランド
以来とても長かったです。
今あらためて読み直してみると、第1巻は連載初期の作品が多く、キャラクター
の性格や設定が自分の記憶と少し違っていることに気がつきました。
未読の作品が多かったせいか、ちょっとびっくりしました。
第2巻以降でキャラクターも定着していくのでしょう。
ギャグもどこかほのぼのしたもので、昭和40年代初期の香りがムンムン漂ってきます。
本の表紙は全集としての作品毎の統一感を意識してか少々大人っぽくデザインされて
います。
個人的には藤子F不二雄氏のカラー原画や当時の
タイトルロゴをそのまま使用すれば
いいのにとも思いますが、まぁ、これはひとそれぞれの好みですからね。
今は21世紀に完全版のオバQが読める幸せをかみしめています。
少年サンデー、学年誌のすべての作品が収録されるということで、これから
楽しみです。
解説やおまけの収録もありかなり気合の入った全集だと感じました。