最近体形の崩れや血糖値等について気になっていました。定期的な運動や糖質制限はちょっと苦しいな。わがままかなと考えてました。この本を読んで、データや食べる順番などが紹介されており、実際にうまくいく方法が具体的にがわかりました。ポイントは頑張らなくても良い!我慢しなくても良い!少し工夫することだと感じました。
著者は、脂質異常症が医療従事者の中で一般化している事を意識しつつも、一般の方々で広く認識されている『高脂血症』と言う言葉に並々ならぬこだわりを持っていらっしゃるようです。残念ながら、この「こだわり」が返って裏目に出ている様な気がします。
脂質異常症と動脈硬化性疾患に関して、卒後15年を経過して知識のリニューアルを試み、都内の書店で様々な脂質異常症の書籍に当りましたが、どれも自分が知りたい事を満足に、細大漏らさず明記されている書籍に巡り会う事が出来ずガックリしていたところで、この『高脂血症診療ガイド』という、古臭い名前の本にであった訳です。
最初は、「今時、脂質異常症なのに高脂血症だなんて、10年やそこら前に書かれた様な、相当にカビびた本だろうか。無いよりマシか、、、。」と思って手に取り出版日を確認すると第2版が2012年で、おかしなもんだなあと思って読み始めると、動脈硬化学会の『脂質異常症治療ガイド2013年版』であまり触れられていない様な細かな最新情報の記載もあり驚くとともに、書名に『高脂血症』とつけたところが、実は著者の「こだわり」であったと判明しました。
断片的に知っている内容を改めてまとめて、系統だって理解し、自分の知識とするにあたって、非常に良書であろうと判断しています。ただ、残念なのは、書籍のセールスよりも著者の「こだわり」に傾注し過ぎて、内容を知るまでは手に取りにくいと言うのが残念なばかりです。
タイトルを『こだわりの「高脂血症(脂質異常症)診療ガイド』とでもすると、手に取り易い気がします。
飲み始めてから3週間、飲んだときに体中にタマネギの香りが拡がるような感じがしました。タマネギのスープに加えたら香りが増えて、美味しくなるか、くどくなるか一度試す価値はあるかもしれません。気分的に効いている様な感じはしますが、体力にはまったく影響がなさそうです。地下鉄の階段で、段数を数えて疲れ具合を見ていますが、まったく改善はありませんでした。2錠あたりケルセチンが5ミリグラムなので、量的な問題かもしれません。