土田世紀の漫画には駄目な人間が一杯出てくるけど、この作品集もご他聞に漏れず、駄目な人間が共感を誘う。 傷の舐めあいとまで行かないんだけど、こういう生き方もあるよなぁとしみじみ思ってしまいます。
観おわって一番に思ったのは月ってなんの力で輝いて見えるんだっけか?という小学校の理科かなんかみたいなクエスチョン。ドンは悲しいなって事。人の心ぱかり頭に映しちゃったらほっといたって己は寡黙にならざるを得ないだろう。その役割を背負わされて人より多分早くに大人になっちまって、一体どれほどの思いを抱えさせられてきたんだろうって事。誰が好んで人の心を映し出す鏡になりたいものか。誰が好んで闇にしか輝けぬ月になどなりたいものか。子供時代のドンの目に◎
いい曲ですね 歌手も力量があるし 好感が持てます これからも何度も聞かせてもらいます
2012年に小学館から出版された「夜回り先生 希望編」と並び、土田氏が急死する迄、日本文芸社「週刊漫画ゴラク」に2011-12年に不定期連載されていた1回6-8頁のオムニバス・コミック10本をまとめた物です。
100頁にも満たず、8,9話は続き物になっていながら唐突に終っており、土田氏の不在を強く感じさせる作品集となっています。
本来、氏の作品の様に理屈抜きで激しく感情を揺さぶられる作風は、苦手なのですが(本誌掲載「とうちゃんの関越道」や双葉社「同じ月を見ている」のラストは何度読んでも泣いてしまう)、もう土田氏の漫画が読めないと思うと本当に残念でなりません。
ゴラク編集部の追悼あとがきが巻末に寄せられています。
内サマは神! 内村プロデュースの遺伝子を受け継ぎ、さらに進化させている。 この番組はチョーおもしろく、同時にマイナスイオン効果で癒されます。
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