再版されたLITTLE WORLD1と同時に購入しました。
自分は最近の大槍さんの絵しか知らないので、版権絵などが多めのこちらWOLRD2の方がしっくりくる感じで良かったです。
WORLD1のほうも良いんだけど、今とはだいぶ画風が違いますね…。WOLRD2の方が一般受けする感じの絵になっていて、WOLRD1の絵はそれこそほんとにオリジナリティ溢れるというか、とがっているというか、本当に芸術品(要は、今どきの可愛い絵ではないということ)という印象です。他の方のレビューを見ると「昔の方が良かった」みたいな方もおられるのはここらへんに原因があるのかも。
自分はWORLD2の方が今は好きですが、WORLD1は見直す度に新たな味が出てくるのではないかと思っています。

「自薦画集」というタイトルに偽りはありません。一つ一つの絵に大槍さんのコメントが付き、イラストも1ページずつデカデカと載っていて美しい女の子を隅々まで堪能できます。最近の絵が好きという方ならWORLD2で十分でしょうが、ファン…というかヲタであるならば大槍さんの今後の活躍へのお布施と思って両方購入しちゃって大丈夫だと思います。

ラフ画ですので完全な絵を期待して買う物ではありません。正直に言えばファン以外には無用の長物です。
しかしファンにたまらない物となっています。作者の非常にきめ細やかな絵を別の角度から堪能できますので非常にお勧めです。

２日間に渡る録音の内初日のセッションを中心に
収録されているので全体的に少し硬い感じもあります。
リハーサルをみっちり重ねて挑んだライブと違い
タイトル通りのセッション的なラフな部分が多いですが、
その分素のライブを見ている気分、そこが楽しい。
復刻された当時のライナー写真ではアレンビックの
ベースをプレイする高水健司が写ってますが、彼の演奏が
なんとも爽快といいますか、演奏の推進力となって全編で
ベキベキと弾きまくってます、最近のライブを観た感じ
あまり弾き倒すようなプレイはしないだけに新鮮。
大村憲司も自作のLeft-Handed Womanで存在感をアピール、
その他の曲でもサポートの妙技を聴かせてくれます。
Perfidyでのプレイもとてもカッコ良い。
いつもと違う妙にこじんまりとした高中正義メドレーも
バックのメンバーが探り探りな感じでやっていて面白い。
READY TO FLYでマイケル・ブレッカーのソロが聴けますが
これも今となってはとても貴重ですね。

他の深町純作品の復刻が続いてくれる事を祈ります