巻が進むに連れ、どんな結末になるか切ないですが、幸せになってほしいです。

渡辺多恵子さんの聴く「風光る」です。出演者は上川隆也さんはじめ演劇集団キャラメルボックスの役者さんが出演されています。個人的にはみなさんイメージどおりで違和感なく楽しめました。一聴の価値ありです。ストーリーはオリジナルではなく、原作に沿ったアレンジとなっています。次回作ではぜひドラマＣＤならではのオリジナルストーリーを期待しています。

「フラワーズ」2013年9月号から2014年2月号分まで収録。

やっと物語が史実に沿って動き出した35巻。薩摩・長州・土佐、そして幕府側の動きがそれぞれ描かれています。戦になるかと思われたぎりぎりの状況で、ついに大政奉還が…。

闘病している沖田とセイ、戦支度から大政奉還という中、新選組の仲間達の心の動き、御陵衛士の伊東たちの動き、それから、日野に隊士募集に戻った土方と土方の姉夫婦、沖田の姉の心の動きなど、真剣な語らいのシーンがどれもじっくりと描かれていて、読むのにたっぷりと時間がかかりました。とても満足な35巻でした。

ちなみに、斎藤先生に意外な動きが…。これから先が楽しみです。

「風光る」で渡辺先生のFANになり早３年。他の作品を読んだことはなかったので、この本で渡辺先生の作品を色々拝見できて良かったです。１話だけ…なんてその後が気になる載せ方で（笑）もっと他の作品も知りたくなるような作りに感動です。何より「風光る」新ハンドブックがついてることがラッキーです！！！

池田屋の話です。どきどきしながら聞きましたが良かったです。斉藤さんとのエピソードもあります。このドラマCDは好きで今出ているものは全部買いました。CDもきれいなイラストなので買って損はないと思います。