手塚治虫の
ジャケットデザイン、中島梓のライナーノーツ、当時SFマガジンにエッセイ連載中だった、難波弘之のコテコテのSFアルバムです。音楽的には、ばらばらというのは当時からの評価ですが、そんなことよりまず聞きましょう。(ただし、SF読んだことがない、という人にはすすめません。)あと、山下達郎のマニアの人も、押さえましょう。
この映画は、レイチェル・カーソン女史の『センス・オブ・ワンダー』日本語版の翻訳者である上遠恵子さんの朗読とともに、『センス・オブ・ワンダー』の舞台となった米国メイン州の森や海辺の映像が織り込まれています。
原著の『センス・オブ・ワンダー』に、
「『知る』ことは『感じる』ことの半分も重要ではない」
という一節があります。この映画を見ていると、
「すべての子供が生まれながらに持っている『センス・オブ・ワンダー』が、
大人になっても生きていれば、環境を守る理由に説明は要らないのでは?」
という思いに駆られます。多くの方にご覧いただきたい映画です。
ただ、朗読と風景映像だけなので、ちょっと単調です。
眠いときに見ると寝てしまうのが難点です。
初めてこの本に出会った時はほかの出版社から翻訳本が出されていた頃で、当時私は中学生でした。何だか、とても素敵なものに出会ったときのドキドキ・ワクワクした感覚でページをめくった記憶があります。
その後どれだけの人に(主にママになる妊婦さん)この本を贈ったか分かりません。
自然に敬意を払い、自然を愛で、自然とともに生きてゆくレイチェルカーソンの着眼に、「私も自分の子供に是非伝えてあげたい」と強く共感した私も子を持つ年頃になりました。
私の人生の宝物の一冊です。
タイトル通り、美しい写真の数々にほれぼれしました。
実はそれほど
英語が堪能ではないのですが、こちらで「原書のほうが断然迫力があるし作者の息遣いが感じられる」というレビューを読んで、
値段も手ごろなものがあったので購入しました。大正解でした。
日本の風景写真に差し替えられてる日本語版より、メイン州の林や海辺の風景とともに文章を味わったほうが断然いいです。
レイチェルがどんな風景とともに文章を書いたのかぴったり来ます。
本が大きいので写真集としてみるだけでも落ち着きます。日本語版の写真もきれいですが
原書の写真には全然かないません。
自然と触れ合うことの大切さを、改めて感じた一冊でした。私も自然の美しさを感じる感性を子供と一緒に磨きたいと思いました。