陶器がとにかく可愛くて インテリアにはもってこいでしたが、わりかし早い段階で枯れてしまいショックでした。ナギだけを再入手して 植え替えしましたが ちょっと残念でした。
私が海外に出るときに必ず携帯するロンプラ。「PANAMA」、「INDIA」、「EGYPT」、「NEPAL」と既に30冊を超えているけど、「JAPAN」がなかった。。。先日シンガポールから友人が遊びに来て、友人が持って来た本書を読みながら会津旅行に出かけました。日本人が書いたガイドブックとは違い、外国人の視線で電車の乗り方や、美味しい店、
英語が通じる安宿などを紹介しています。また、本の冒頭で、日本の文化や習慣を紹介しており、外国人から見た日本を客観的に知ることが出来るので面白いです。
英語が苦手な方も、英和辞典とロンプラ片手に国内旅行をしてみてはいかがでしょうか。
聖地、
パワースポットと呼ばれるところはどうしてそう呼ばれるのか?
パワースポットといわれるところを訪ねてみても、私は鈍いのか、何かを感じるようなことはほとんどなく…。
熊野古道は「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産にもなっている聖地。
そこには熊野三山として大きな神社が三つ、本宮・速玉・那智の三社があります。
それぞれ、祭られている神さまの数が驚くほど多く、仏教も習合して複雑です。
神さまの名前だけを追っていくと、何が何やらよくわからない…。
しかし、本書は、神の名を追っかけて謎を解こうとするものではなく、
筆者が熊野各所を訪れながらその景観やそこに流れる空気(雰囲気?)を描写するところが興味深い。
史料や文献を引きながら筆者が考察を述べている箇所もふんだんにあり、勉強になります。
読んで思ったのは、日本には実にたくさんの聖地がある(あった?)のだろうなぁ…ということです。
何しろ草木にも石にも神霊が宿ると考えた古代の日本人、自然を敬い、大切にした聖地がきっとたくさんあったはず。
同時に、近代の開発により失われた聖地が、どれだけ多かったことか…ということも考えます。
熊野が聖地として現存しているのは、開発による破壊がなく、古代からの祈りの場所が失われずに済んだから。
それは熊野が交通の不便な、辺境の地だったからかもしれませんが…。
聖地は、人々がそこを敬い、祈りを捧げ、大切に守り続けるから、聖地になる。
人々が何百年、千年…と長い時間をかけて守り続け、特別な聖地になっていく。
そう思うと、熊野古道が現在も残っているのは“奇跡”ではないかという気もします。
この本を読んで、とにかく熊野に行ってみなければ…、と思いました。
自分の足で歩いて、どんなことを感じるか。ワクワクした気持ちにさせてくれる一冊です。