阿久悠さんの遺作?ともいわれるこの曲を聞きましたが、いいね。いかにもペドロ&カプリシャスらしいリズムの曲だし、五代目というボーカル・桜井美香さんも歌がうまいね、美人だし。
女子高生演歌歌手カレンちゃんのママ♪阿部まりあさんのシングル入手可能ですか!?即購入せねば♪
正直、もともとAKB好きではなかったので、マジすかシリーズと言われても、前作品は知りません。昔からのファンの方には、新しいまだまだ若いメンバーだけのドラマなので、好きなメンバーが出てこないし、何となく不甲斐なく感じて悪い評価をお付けになるのかな…という気もします。ただ、この作品だけを見た素直な感想としては、凄く惹きこまれました。演技も慣れていない普通の女の子たちのドラマというのは、正直前のシリーズにも、上手い子もいれば、役に、はまりきれていない子もいたはずなので同じかな。ただ、この作品は、それを本人たちも自覚しているようなので、回を重ねるごとに、凄く役になっていくので、見ているとAKBの誰っていうよりは、「パル」「ピース」なのだって逆に思えて来るのが不思議です。もともとAKBとしてキャラだちしている子はどうしてもそれが見え隠れしてしまいますが、まだ色が付いていない分、役柄の子として見れるようになってきます。後半は表情も顔つきも凄くいい。パルが憎しみを超えていくシーン、覚醒なんかは本当にこの子、AKBの若手の子なのかなって思うくらい凄くいい表情と空気感があって何度も見ましたね。まだ若くて、そんなに売れていないって自覚があるからこそ、作品そのものに一生懸命さが見てとれますし、逆にそれが、崖っぷちでしか生きられない少女たちの足掻きと重なって見えるからこそ、作品が凄く泣けます。一生懸命さ、それが凄く愛おしくて切なくなります。頑張ってるんだ、どんな子も。一生懸命なのだ、生きることに。そんな切なさと愛おしさの詰まった作品を若い女の子たちが必死に演じた素敵な作品です。値段も高かったですし、アイドル好きな人には不良という役柄に敬遠されるかと思いますが、不器用な女の子たちの役って思えば不良っていうキツイメークもなくて見やすい作品ですよ。島崎遥香さんのことが大好きになった作品です。
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