これまで数回ヴィーナスフォートを訪れたことはあったものの、それに大前研一氏が関わっていたとは思いもしなかった。人の集まるところに単なるハコモノを持ってくるのではなく、まずコンセプトありき。そして、それ自体の魅力によって客を創っていく。素晴らしいマーケティングの実例としての内容にとどまらず、大前氏の地域、都市の活性に対する情熱のようなものを強く感じた。
戦後生まれの私は、知らないことばかりで六十年も生きてきました。 図書館その他で目にする戦争に関しての知識は、悲惨な体験、無謀な戦争、特高警察のむごさなどでした。 まともに戦えずに沈没された、とか、マラリアで命を失ったなど胸が痛みました。 この本により、大変な状況の中でも人間としての尊厳を保ち行動された多くの先輩日本人がいらしたことを知り、救われました。
特にララ物資について、とんでもない勘違いをしていたことに愕然としました。アメリカの人々やマッカーサーに感謝していました。
アメリカに移住し戦争にまきこまれた日本人たちの祖国を想う活動に胸打たれましたし、今まで知らずにいたことを申し訳なく思います。
このように世に出ずにあった出来事にスポットを当てた書物を求めていました。
調査に時間その他大変な事と思いますが新刊を待っています。