子どもがお客様化して今の教育現場はおかしくなったと思います!現場にいるとなかなか声を上げづらいですが、思いっきり言ってくれています!現場の先生方に読んで欲しいです
約300ページの本ですが、興奮して一気に読んでしまいました。多分に右翼的な思想が見られますが、近年の社会問題等を考えると、仰っている事は全くもって的を得ております。 さすがに教育者(強育者)でいらっしゃったので、文章も読みやすい! 私的に、是非!一読をオススメします! と、著者の益々の活躍を期待しております。
私は、開星高校に勤務して20年が過ぎた。 平成3年までは中学の教員(公務員)をしていた。有るとき、野々村先生が野球部の生徒勧誘で私が勤務していた松江二中の体育教官室に挨拶に来られた。 その時、なんだこいつは!(身なり・顔・声・オーラ)『ヤクザが来た』と確信した。荒れた中学だったので『また変なのが来たぞ』と思った。 するとニコニコ?と挨拶をされ、当時の松江第一高校(現:開星)の野球部監督と分かった。『ホッと安心』(^^)
野々村先生とはそこからの付き合いで、私が公務員を辞めて32歳で松江第一高校(開星)に勤務した経緯がある。 私は柔道部の顧問で、松江第一高校で柔道部を創部するために野々村先生に相談し、校長面談(面接試験)で採用していただいた。 校長の理解もあり、創部3年目でインターハイ個人チャンピオンも出した。
今回の『やくざ監督と呼ばれて』は、野球人生を中心に書かれているが、野球に限らず生活面でも素晴らしい先生だ。 挨拶の声は大きいし、弱い者イジメが大っ嫌い。(私もであるが・・・) 甲子園では問題発言もあったが、言いたいことは総て吐き出す人である。竹を割ったような人。 問題発言は、決して対戦校に対してのものではなく、報道陣への反発と自分自身への責任を感じられたのであると確信している。 普段から良く知っている人は、行動力と発言力に羨ましく感じる人は多いと思う。しかしながら敵も少なくない。
野々村先生の知性には計り知れないものを感じている。 愛読書『中村天風』先生の本は、野々村先生の影響で開星高校教員の間でも多くの天風ファンが居るほどだ。 職員室の一番奥のソファーにある新聞は(山陰中央・産経・毎日・読売・朝日)授業合間の空き時間に総て読まれていた。 一緒にいて飽きない、素敵な人間であった。私の兄貴のような尊敬する存在である。(左記、同感の方は多いのでは?)
次回は、野球に限らず人生のノンフィクションストーリーを期待してやまない。
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