原作の小説は読んでいませんが、とても良いアニメだと思います。 安心して親子で観ることができました。 活発な主人公の少女二人と、心優しい少年と好奇心旺盛な兄たちが、ミステリー(?)を超能力で解決していきます。 作品全編を通して、「愛」と「笑い」と「不思議」が散りばめられています。 とても素敵な作品でした。是非観てください!
とても面白かったです。あさのさんの個性が溢れていて最高でした。
最初は本当にヤバイ予感しかしなかったのですが、この第2巻収録の第4話以降はかなり安定を してきてます。 最初から、これでやってくれれば私個人的には今期の最高評価にこれを推すべきだったろうと 思えています。 その様な訳で、かなりのスロースタートで展開を始めた作品で、尚且つ、NHK独特のかなりの 健全路線の作品であるために作品評価はかなり分かれるのだろう事は理解できます。 しかしながら、健全路線で作品を組む場合の評価基準といえば、作品の骨子がしっかりしている こと、この一点に尽きます。 正に主人公がテレパシーによって様々な人達の心の奥底を垣間見てその生活に関わる人間模様を 描く事がこの作品の骨子だと思われますが、どこをどう見ても、きっちり出来てます。 特にストーリーの組み立て方が実に素晴らしい。 盛り上げるべき所と静かに展開させるべき所の強弱にコンストラストが有り、猿と呼ばれて コミカルに展開するべき所とシリアスに展開するべき所の使い方が間違っていないため演出効果も 高い。 なんと言いましょうか、アニメ作品の作り方の基本を忠実に実行しているのが分かります。 基本的には、こういう作品が好みです。
登場人物”蘭”と”翠”の会話が面白い。面白すぎる!! 日常会話が漫才みたい。 会話だけではない。”翠”の性格も面白い。”翠”はひねくれものなんだか、素直なのか全巻に目を通してもわからない。(わからないから面白い)
この本は人によって、印象がまったく異なると思う。 この本を何人かで読んで、感想を語り合うのも面白いのでは?
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