イギリス出身の天才的少女ソウルシンガー、ジョス・ストーンの2004年の
ニューヨークでの小さなホールでのライブである。
当時、グラミー賞こそ逸したものの、グラミー賞パフォーマンスに2年連続で出場。彼女は2007年でやっと20歳になったが、これまでにレコーディングした共演者がミック・ジャガー、エルトン・ジョン、サンタナ、パティ・ラベル、ローりン・ヒル、ジョン・レジェントなど物凄く、実力は折り紙付きといえよう。
長身のジョスは、裸足でラップシンガーのような姿勢で歌う。曲が終わるとあどけない会話。宗教心が豊からしく、見かけとは違って「限り有る人生、歌が恋人」などと話の内容はすっかり大人なのである。CDアルバムはこれまでに計750万枚をセールスしたそうだ。
東京が好きらしく幾度も来日している。恵比寿のクラブなどで歌っているが入場料は驚くほど安い。今のところ玄人受けする歌手、マニアックとでも評すればよいのか。この人はもっともっとブレイクする。
デビューアルバムのザ・ソウル・
セッションが話題になり、高い評価を得た彼女の待望のセカンドアルバム!デビュー作で、この曲は白人女性が歌っているの?と驚きを与え、偉大なアーティストのカバー曲で実力を証明した彼女。それだけでも、この作品に注目してしまう。
今作は、JOSS自信もほとんどの作品の共作者で、彼女らしさが溢れている。未だに、まだ17歳というのが信じられないが・・。そして、なんといってもこの作品にたずさわる超豪華なゲストたち。ラモント・ドジャー、アンジー・ストーン、
ナイル・ロジャース、ザ・ルーツのクエストラブなどなど。彼らも、彼女の声やソウル(魂)に強く惹かれているのだ。
1stシングルでは、60、70年代の懐かしさと新しさを上手くミックスさせた仕上がり!
今作品も、同年代のリスナーを楽しませ、大人をも唸らせるだろう。輸入盤はCCCDではなし、価格も安くて良い(日本盤には
ボーナス・トラックが1曲)。