小学生の子供の語彙が増えるように「
ドラえもんの四字熟語」に続いて本書を買った。大人の私が見る限りでは「どちらも(同じように)おすすめ」だったが、子供にとっては「
ちびまる子ちゃんのほうがダンゼン面白い!」と。
この違いはマンガの登場人物の違いと言うより、さくらももこのエッセイ力によるもののようだ。間違いなく「おすすめ」。
基本的な四字熟語の、意味と使い方が
コンパクトにまとめられています。例文も、小学生がじっさいに使える会話になっていて、わかりやすい。ときどき斎藤先生の若き日の体験談もあったりして、へ〜っそんなことがあったの!と、励まされます。斎藤先生の本はいつも熱く明るく、読者を元気づけてくれるメッセージが多いですが、この本にもそんな熱気があります。
マンガも分かりやすくて、クスッと笑えるものばかり。最低限、見出しとマンガだけ読んでもパッと頭に入る工夫が、素晴らしいと感じました。読書が苦手な子でもすいすい頭に入りそう。気楽に読めて、かつ勉強できる本です。